この記事で扱うのは、アドレスがfinsetorbit.comの取引サイトです。画面にサイトの名前は表示されていません。
こうしたやり取りはありませんでしたか
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SNSで知り合った相手から、finsetorbit.comに登録するよう言われました
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メールアドレスとパスワードを入れて、口座を作りました
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指示されたとおりに仮想通貨を送り、画面の残高が増えていきました
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出金しようとしたら、手数料や保証金をまず払うよう言われました
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本人確認だと言われ、身分証の写真や顔の撮影を指示されました
出金のために手数料や保証金を求められている方は、払う前にご相談ください。
この記事は、ART法律事務所(第一東京弁護士会/代表弁護士 有田勝浩・登録番号第36433号)が2026年10月12日時点で「finsetorbit.com」を調べた記録です。
画面に表示されている残高は、運営者が書き換えられる数字です。返金を求める手がかりは、画面ではなく、ご自身が送金した記録にあります。
お急ぎの方はお電話でご相談ください
0120-107-029(通話無料)
ご相談は無料です。ご家族に知られないよう配慮して対応します。
次のものがあると、ご相談が早く進みます。残高や入出金の画面も、開けるうちに撮っておいてください。
すべて揃っている必要はありません。ひとつでもお手元にあれば、その時点でお話をうかがえます。足りないものは、どこに残っているかを含めて、ご相談のなかで整理していきましょう。
finsetorbit.comとは|公開情報から分かること

finsetorbit.comは取引所の体裁をとっていますが、保存した画面に運営者の名前はありません。

表示されるのはログイン画面だけです
当事務所が2026年10月6日に保存した画面は、メールアドレス・パスワード・認証用の画像に表示された文字を入れてログインする画面だけでした。ページの題名も空欄でした。画面の下の切り替えボタンの画像には、ホーム・相場・契約・マイページを意味する英語のファイル名が付いていました。ログインした先に、相場の一覧や取引の画面があるとみられます。ログイン後の画面は、口座を作った人にしか見えません。公開されている情報は、ほとんどありません。
ロゴの画像は「exchange」というフォルダの中にありました
サイトのロゴの画像は、海外のクラウドの保存場所にある「exchange/finsetorbit/2026/10/02/」というフォルダから読み込まれていました。「exchange」(取引所)という名前のフォルダの中に、このサイト用のフォルダが作られています。フォルダ名の日付の2026年10月2日は、ドメインが登録された日と同じです。ひとつの保存場所にサイトごとのフォルダを作る仕組みは、名前だけ替えたサイトを次々に作るときに使われることがあります。
finsetorbit.comに詐欺が疑われる理由

finsetorbit.comには、見過ごせない点が3つあります。その前に、こうした取引サイトを使った勧誘がどう進むのかを見ておきましょう。どこまで進んでいるかで、取れる手立ては変わります。
下に並べたのは同種の投資詐欺でよく見られる手口で、finsetorbit.comについて当事務所が確かめたものではありません。
- SNSやマッチングアプリで知り合った相手から、取引をすすめられます
- 取引サイトに登録し、仮想通貨を送るよう指示されます
- 画面の残高が増えていき、相手はもっと入れるようすすめてきます
- 本人確認だといって、身分証や顔の写真を送るよう指示されます
- 出金を申し出ると、手数料や保証金をまず払うよう言われます
金融庁は、暗号資産の交換サービスについて次のように説明しています。
「国内で暗号資産と法定通貨との交換サービスを行うには、暗号資産交換業の登録が必要となりました。」
出典:金融庁「暗号資産・電子決済手段関係」(2026年10月12日照会)
続く3つの点は、保存した画面と公開されている資料から分かったことです。
ドメインは2026年10月2日に登録されたばかりです
登録日は2026年10月2日、有効期限は1年後の2027年10月2日です。当事務所が画面を保存したのは、登録からわずか4日後でした。実績を積み重ねてきた取引所ではなく、ごく最近作られたサイトです。
運営会社の名前も登録番号も書かれていません
保存した画面には、運営会社の名称・所在地・連絡先・暗号資産交換業の登録番号のどれも書かれていませんでした。金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」と、日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)の会員一覧にも、「finsetorbit」という名前はありません。送金した相手が誰なのか、分かりません。
本人確認用の外部のプログラムを読み込んでいます
finsetorbit.comのページのソースを見ると、海外のクラウドサービスが提供する本人確認と端末識別のためのプログラムが読み込まれていました。運営者の名前も明かさないサイトに、身分証や顔の写真を渡すのは危険です。身分証や顔の写真をすでに送ってしまった場合も、そのことを含めてご相談ください。
finsetorbit.comへの登録をすすめられた方は、公式LINEから状況をお聞かせください
finsetorbit.comに関する当事務所の独自調査

保存した画面、ドメインの登録記録、金融庁とJVCEAの資料を調べました。ART法律事務所が2026年10月12日に調査した結果を、項目ごとに次の表にまとめました。記載が見当たらなかった項目には、その旨を添えています。
ドメインの登録情報から分かること
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| ドメイン | finsetorbit.comです |
| 登録された日 | 2026年10月2日です |
| 有効期限 | 2027年10月2日です(1年) |
登録されたのは画面を保存した日のわずか4日前で、有効期間は1年です。
サイトがいま表示されるかどうか
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| 画面の保存 | ログイン画面を保存しました(2026年10月6日) |
2026年10月12日に改めてアクセスすると、サイトはまだ公開されていました。この種のサイトは、運営者が予告なく消してしまうことがあります。
金融庁の公表資料に載っているか
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| 金融庁の無登録業者一覧(3種) | 「finsetorbit」は見当たりませんでした |
| 金融庁の暗号資産交換業者登録一覧 | 載っていません |
照会先は金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(国内所在・海外所在・ウェブページ版の計3種)、金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」、JVCEAの会員一覧です(いずれも2026年10月12日照会)。無登録業者の一覧に名前が無くても、安全だとは決して言えません。ドメインの登録から10日ほどのサイトは、行政がまだ把握していない可能性があります。
そのほかに調査した項目
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| ページの題名 | 空欄でした |
| ロゴ画像の保存場所 | 海外のクラウドの「exchange/finsetorbit/2026/10/02/」でした |
| 読み込んでいる外部のプログラム | 本人確認と端末識別のためのものがありました |
| 運営会社の名称・所在地・連絡先 | 書かれていませんでした |
| 日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)会員一覧 | 載っていません |
ほかの取引サイトで出金を止められている方も、公式LINEから状況をお聞かせください
finsetorbit.comのケースで残しておきたい証拠

取引サイトの画面は運営者が書き換えられますが、取引所や銀行の記録までは書き換えられません。
送金先のアドレスを控えてください
入金のたびに指示されたウォレットアドレスや口座は、請求の相手を探す材料になります。アドレスが毎回違っていた場合も、すべて残してください。
返金の見通し|送金の方法によって変わります

銀行振込で送った場合
振込先の口座には名義という手がかりが残ります。その名義人に対して返金を求めることが、まず検討できる対応策です。ただし、すでに口座に残高がない場合や、口座名義が本人のものでない場合もあります。
クレジットカードで送った場合
カード会社への申し出によって、支払いが止まる場合があります。申し出には期限の定めがあるため、決済からの経過日数によって結果(成否)が大きく左右されます。
仮想通貨で送った場合
送金先のアドレスは取引履歴に残りますが、そのデータだけでは保有者の氏名や住所までは分かりません。ただし、この送金履歴は途中で消去されることはありません。資金が国内の事業者の口座に行き着いていた場合には、請求の相手を特定できる可能性があります。つまり、返金の見通しは「仮想通貨で送ったかどうか」ではなく、「送金後に資金がどこへ動いたか」で決まります。当事務所ではまず、その資金移動の追跡から調査を始めます。なお当事務所では、購入から送金までの経路に銀行振込が含まれているかによって、お引き受けできる対応範囲が異なります。国内の取引所で銀行振込を使って購入した場合は、その際の振込履歴も返金請求の重要な手がかりとなります。ご相談の際は、購入から送金までの具体的な経緯をお知らせください。
finsetorbit.comに関する独自調査は公開されている情報の確認までで、実際の送金の経路は確かめていません。どの送金方法であっても、送金先の記録が手がかりになります。ただし送金先の相手が分かった場合でも、回収に至らないことがあります。
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いまの状況で何ができるのか、無料のご相談でお尋ねください。
finsetorbit.comの口コミ・評判|検索して出てくるページにご注意ください

公開されている声を確かめた結果
利用した方の口コミや評判は、検索しても見当たりませんでした(2026年10月12日検索)。
口コミが無いのは、安全だからではありません。ドメインの登録から10日ほどしか経っておらず、評判が出る前の段階だからです。
返金をうたって近づいてくる相手にご注意ください
被害に遭われた方に言葉巧みに近づき、さらに金銭をだまし取ろうとする「二次被害」があります。避けるべき相手には、次の4つの特徴があります。
- 「必ず取り戻せます」と結果を断定します
- 高額な着手金や調査費を先に振り込むよう執拗に求めます
- 弁護士名・所属弁護士会・登録番号を示せません
- 連絡先がSNSのアカウントだけで、事務所の所在地が書かれていません
ひとつでも当てはまる場合は、その場ですぐに契約や約束を結ぶことは避けてください。弁護士会や別の弁護士に確認してからでも遅くはありません。本物の弁護士であれば、氏名・所属弁護士会・登録番号を必ず明示します。この3つの情報は、所属弁護士会へ問い合わせることでどなたでも照会が可能です。情報を明かさない相手や、存在を弁護士会で確認できない人物には、絶対にお金を預けないでください。
身分証の写真をもう送ってしまいました

本人確認だと言われれば、正規の手続きだと思って送ってしまうのも無理はありません。
送ってしまった写真は取り戻せません。これ以上の入金や情報の提供はしないでください。何を、いつ送ったのかを書き留めて、そのままご相談ください。
残高が増えているのでもう少し様子を見たいです

画面の残高が増えていくと、いま出金するのは惜しく感じられます。
しかし様子を見ているあいだにも、追加の入金を迫られることがあります。finsetorbit.comには運営会社の名前すら書かれていません。残高を守ろうとして、追加のお金を払わないでください。
finsetorbit.comに関するよくあるご質問

お答えできる内容は、送金手段や被害に遭われた時期によって異なります。ここでは、この記事を読んで浮かびやすい疑問について、現時点での見解をお答えします。
- finsetorbit.comの運営会社はどこですか
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保存した画面には、運営会社の名称・所在地・連絡先のいずれも書かれていませんでした。finsetorbit.comの名前は、金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」にもありません。
- 身分証の写真を送るよう言われています。送っても大丈夫ですか
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送らないでください。運営者が分からないサイトに身分証を渡すと、別の口座の開設やなりすましに使われるおそれがあります。
- 登録しただけで、まだ送金していません。相談できますか
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はい、ご相談ください。相手から送金を急かされても、お金は送らないでください。
- 家族に知られずに相談できますか
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はい、ご家族に知られないよう配慮して対応します。ご連絡の方法や時間帯は、ご希望に合わせて決めます。
- 相談にお金はかかりますか
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ご相談は何度でも無料です。事情をうかがう段階で費用が発生することはありません。ご依頼に進む場合の費用と方針は、契約の前に書面でご確認いただきます。
ご相談の流れ・費用について

ART法律事務所の窓口は、公式LINEとお電話の2つです。LINEは24時間受け付けているため、日中にお時間を作れない方でも大丈夫です。
ご相談の流れ
| 段階 | 行うこと |
|---|---|
| 1. ご相談 | 現在の状況を詳しくお聞きします。ご相談は無料で、ご事情を把握する段階で料金が発生することはありません |
| 2. 事実の確認 | 送金の日付・金額・振込先の名義など、記録に残っている事実を正確に確認(精査)します |
| 3. 方針のご説明 | 取りうる対応策(法的手段)と、それぞれの返金見込みを書面で分かりやすく解説します。できないことも隠さずお伝えします |
| 4. ご契約 | 費用と方針にご納得いただけた場合のみ、委任契約を結びます |
| 5. 着手 | 相手方への請求・交渉など、ご依頼いただいた手続きを速やかに進めます |
費用について
| 項目 | 金額(税込) |
|---|---|
| ご相談料 | 無料(何度でもご相談いただけます) |
| 着手金 | 11万円〜 |
| 成功報酬 | 回収できた金額の5.5%〜 |
着手金は、ご依頼の内容と手続きの範囲によって変わります。成功報酬は、実際に回収できた金額に対して発生するものです。いずれもご契約の前に、金額と方針を書面でご確認いただきます。ご契約後に委任契約を解除(中途解約)していただくことも可能です。中途で終了した場合の清算方法は、委任契約書に定めたとおりです。
所在地・連絡先・担当する弁護士の氏名と登録番号は、ART法律事務所の事務所案内(所在地・弁護士紹介)に掲載しています。
同じ手口を扱った記事

運営会社の名前を出さずに、取引所に似せた画面を使うサイトはほかにもあります。ART法律事務所が同じ型として記事で取り上げたサイトを挙げます。案内された名前が入っていないかも、あわせてご確認ください。
まとめ

2026年10月12日現在、ART法律事務所が「finsetorbit.com」について確認した点は次のとおりです。
- 2026年10月2日に登録された新しいドメインで、有効期限は2027年10月2日です
- 保存した画面はログイン画面だけで、ページの題名も空欄でした
- ロゴ画像は、「exchange」というフォルダの中のこのサイト用のフォルダから読み込まれています
- 運営会社の名称と暗号資産交換業の登録番号の記載はありません
- 金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」とJVCEAの会員一覧に、「finsetorbit」の名前は載っていません
ここまでが、2026年10月12日時点で当事務所が確認した内容です。新しい事実が分かったときは、調査日を更新したうえで、このページに書き足します。
出金のために手数料や保証金を求められたら、払う前にご相談ください。いまの時点でできることを、できないことも含めてお伝えします。
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finsetorbit.comに関する情報を募集しています

出典・参考
- 金融庁「暗号資産・電子決済手段関係」(2026年10月12日照会)
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(2026年10月12日照会)
- 金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」(2026年10月12日照会)
- 日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)「会員一覧」(2026年10月12日照会)
- ICANN Lookup「finsetorbit.comのドメイン登録情報」(2026年10月12日照会)
※本記事の記載内容は2026年10月12日時点の情報に基づくものであり、個別の事案に対する成果を保証するものではありません。詳しくは当事務所の免責事項をご確認ください。


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