この記事で扱うのは、spectral-ai.infoのアドレスで運営されていたタスク型の報酬プラットフォームです。
こうしたやり取りはありませんでしたか
-
SNSの個人アカウントから、spectral-ai.infoに登録しました
-
タスクをこなすと、入金額に応じた報酬が毎日入ると説明されました
-
TRX(トロン)で入金し、画面の報酬が増えていきました
-
出金しようとしたら、運営会社が買収されたと知らされました
-
出金の前に、資産の25%を「税務」として入金するよう言われています
出金のために「税務」の入金を求められている方は、払う前にご相談ください。
この記事は、ART法律事務所(第一東京弁護士会/代表弁護士 有田勝浩・登録番号第36433号)が2026年10月12日時点で「spectral-ai.info」を調べた記録です。
画面の報酬は、運営者がいくらでも書き換えられる数字です。返金を求める手がかりは、画面ではなく、ご自身がTRXを送った記録にあります。
お急ぎの方はお電話でご相談ください
0120-107-029(通話無料)
ご相談は無料です。ご家族に知られないよう配慮して対応します。
次のものがあると、ご相談が早く進みます。サイトはすでに開けないので、手元に残っている画面と送金の記録が頼りです。
すべて揃っている必要はありません。ひとつでもお手元にあれば、その時点でお話をうかがえます。足りないものは、どこに残っているかを含めて、ご相談のなかで整理していきましょう。
spectral-ai.infoとは|公開情報から分かること

spectral-ai.infoは、タスクをこなすと報酬が入るとうたう仮想通貨のプラットフォームでした。

サイトはもう開けません
当事務所が2026年8月21日にspectral-ai.infoを開こうとしたところ、ドメインが存在しないという応答で、ページは表示されませんでした。2026年10月12日に試した結果も同じでした。ドメインの登録情報を照会するICANN Lookupでも、登録記録は見つかっていません。サイトが消えても、TRXを送った記録は取引所やウォレットに残っています。
お問い合わせの内容から分かること
当事務所にお問い合わせをいただいた方は、SNSの個人アカウントからこのプラットフォームに登録していました。入金した額に応じてタスクの報酬が毎日もらえると説明されており、入金にはTRX(トロン)を使いました。入金が多いほど報酬が増えるとうたうのは、より多く入金させるための手口です。
spectral-ai.infoに詐欺が疑われる理由

spectral-ai.infoには、見過ごせない点が3つあります。その前に、spectral-ai.infoをめぐる勧誘の流れを確認しましょう。どこまで進んでいるかで、取れる手立ては変わります。
下の流れは、当事務所へのお問い合わせの内容を、個人が分からないように言い換えて並べたものです。当事務所がこのプラットフォームに登録して確かめた流れではありません。
- SNSの個人アカウントから誘われ、プラットフォームに登録します
- タスクをこなすと入金額に応じて報酬が入ると説明され、TRXで入金します
- 画面の報酬が増え、出金しようとします
- 運営会社が買収されたと知らされ、資金が5倍になると告げられます
- 出金の前に、資産の25%を「税務」として入金するよう迫られます
警察庁は、SNS型投資詐欺の手口について次のように注意を呼びかけています。
「出金するために「保証金」や「税金」の支払いが必要などと言ってお金の振り込みを要求してきます。」
出典:警察庁「SNS型投資詐欺」(2026年10月12日照会)
spectral-ai.infoでは、出金のための支払いが「税務」という名目でした。
出金の前に資産の25%を「税務」として払わせようとしています
spectral-ai.infoについてお問い合わせをいただいた方は、出金の手続きの前に、資産の25%を「税務」としてプラットフォームに入金するよう指示されていました。一度に払えないと伝えると、分割でもよいと言われていました。出金のためにまず入金させるのは、投資詐欺の典型的な手口です。「税務」の入金はしないでください。
出金の直前に「買収」と「5倍」の話が出ています
お問い合わせの方は、spectral-ai.infoで出金しようとした矢先に、運営会社が実在する海外企業に買収されたと知らされています。同時に、還元として資金が5倍になるという説明もありました。実在する企業の名前と大きな数字を持ち出して、追加の支払いに応じさせる手口です。その企業がこのプラットフォームと関係しているかどうかは、明らかになっていません。
サイトもドメインの登録記録も見つかりません
サイトが表示されず、ドメインの登録記録も見つからないため、運営者が誰なのかをサイトから知る手段はもうありません。運営者が誰か分からない相手に、これ以上TRXを送らないでください。
spectral-ai.infoで「税務」の名目で支払いを求められた方は、公式LINEから状況をお聞かせください
spectral-ai.infoに関する当事務所の独自調査

お問い合わせの内容を整理し、サイトの表示・ドメインの登録記録・金融庁の公表資料を調べました。ART法律事務所が2026年10月12日に調査した結果を、項目ごとに次の表にまとめました。記載が見当たらなかった項目には、その旨を添えています。
ドメインの登録情報から分かること
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| ドメイン | spectral-ai.infoです |
| ドメインの登録記録 | ICANN Lookupで見つかりませんでした |
金融庁の公表資料に載っているか
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| 金融庁の無登録業者一覧(3種) | 「spectral」は見当たりませんでした |
照会先は金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(国内所在・海外所在・ウェブページ版の計3種/2026年10月12日照会)です。一覧に名前が無くても、安全だとは決して言えません。行政がまだ把握していない業者である可能性があります。
そのほかに調査した項目
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| サイトの表示 | 2026年8月21日と2026年10月12日に開こうとしましたが、表示されませんでした |
| 勧誘の入口 | SNSの個人アカウントでした(お問い合わせの内容から) |
| 入金の方法 | TRX(トロン)でした(お問い合わせの内容から) |
| 出金のときの請求 | 「税務」の名目で資産の25%でした(お問い合わせの内容から) |
| 運営会社の名称・所在地・連絡先 | サイトが表示されないため、明らかになっていません |
2026年8月21日の時点で、すでに表示されていませんでした。この種のサイトは、運営者が予告なく消してしまうことがあります。
ほかのタスク型のサイトで出金を止められている方も、公式LINEから状況をお聞かせください
spectral-ai.infoのケースで残しておきたい証拠

手がかりになるのは、TRXを送ったときの送金履歴です。
送金先のアドレスを控えてください
入金や「税務」の支払いで指示された送金先アドレスは、請求の相手を探す手がかりになります。送金のたびにアドレスが違っていた場合も、すべて残してください。
返金の見通し|送金の方法によって変わります

銀行振込で送った場合
振込先の口座には名義という手がかりが残ります。その名義人に対して返金を求めることが、まず検討できる対応策です。ただし、すでに口座に残高がない場合や、口座名義が本人のものでない場合もあります。
クレジットカードで送った場合
カード会社への申し出によって、支払いが止まる場合があります。申し出には期限の定めがあるため、決済からの経過日数によって結果(成否)が大きく左右されます。
仮想通貨で送った場合
送金先のアドレスは取引履歴に残りますが、そのデータだけでは保有者の氏名や住所までは分かりません。ただし、この送金履歴は途中で消去されることはありません。資金が国内の事業者の口座に行き着いていた場合には、請求の相手を特定できる可能性があります。つまり、返金の見通しは「仮想通貨で送ったかどうか」ではなく、「送金後に資金がどこへ動いたか」で決まります。当事務所ではまず、その資金移動の追跡から調査を始めます。なお当事務所では、購入から送金までの経路に銀行振込が含まれているかによって、お引き受けできる対応範囲が異なります。国内の取引所で銀行振込を使って購入した場合は、その際の振込履歴も返金請求の重要な手がかりとなります。ご相談の際は、購入から送金までの具体的な経緯をお知らせください。
お問い合わせの方は、入金も「税務」の一部の支払いも、TRXで行っていました。送金先のアドレスと送金の記録が手がかりになります。ただし送金を受け取った相手が分かった場合でも、回収に至らないことがあります。
お急ぎの方はお電話でご相談ください
0120-107-029(通話無料)
いまの状況で何ができるのか、無料のご相談でお尋ねください。
spectral-ai.infoの口コミ・評判|検索して出てくるページにご注意ください

公開されている声を確かめた結果
「spectral-ai.info」の口コミや評判は、検索しても見当たりませんでした(2026年10月12日検索)。
口コミが見つからないことを、安全の印と考えないでください。SNSの個人アカウントから1人ずつ登録させる勧誘のため、検索で見つかる評判が残りにくいのです。
返金をうたって近づいてくる相手にご注意ください
被害に遭われた方に言葉巧みに近づき、さらに金銭をだまし取ろうとする「二次被害」があります。避けるべき相手には、次の4つの特徴があります。
- 「必ず取り戻せます」と結果を断定します
- 高額な着手金や調査費を先に振り込むよう執拗に求めます
- 弁護士名・所属弁護士会・登録番号を示せません
- 連絡先がSNSのアカウントだけで、事務所の所在地が書かれていません
ひとつでも当てはまる場合は、その場ですぐに契約や約束を結ぶことは避けてください。弁護士会や別の弁護士に確認してからでも遅くはありません。本物の弁護士であれば、氏名・所属弁護士会・登録番号を必ず明示します。この3つの情報は、所属弁護士会へ問い合わせることでどなたでも照会が可能です。情報を明かさない相手や、存在を弁護士会で確認できない人物には、絶対にお金を預けないでください。
分割でよいと言われたので払えば出金できる気がします

分割でよいと言われると、相手が歩み寄ってくれたように感じます。
しかし分割にしても、払うのは出金のための追加のお金です。払ったあとに、別の名目で次の請求が来るおそれがあります。「税務」の名目のお金は払わず、追加の送金もしないでください。
サイトが開けなくなったのでもうあきらめるしかないと思います

サイトが消えると、もう何も残っていないように感じてしまいます。
画面が消えても、取引所やウォレットにはTRXを送った履歴が残っています。あきらめる前に、手元の送金の記録とやり取りを残してください。
spectral-ai.infoに関するよくあるご質問

お答えできる内容は、送金手段や被害に遭われた時期によって異なります。ここでは、この記事を読んで浮かびやすい疑問について、現時点での見解をお答えします。
- spectral-ai.infoの「税務」は払わないといけませんか
-
払わないでください。払っても出金できず、別の名目で次の支払いを迫られることがあります。
- 運営会社が有名な企業に買収されたと言われました。本当ですか
-
その企業がこのプラットフォームと関係していることを示す情報は、何も見つかっていません。有名な企業の名前を出されても、追加の送金はしないでください。
- サイトが開けなくなりました。もう何もできませんか
-
いいえ。TRXを送った記録があれば、その送金先が、返金を請求する相手を探す手がかりになります。ただし、回収に至らないこともあります。まずはご相談ください。
- 家族に知られずに相談できますか
-
はい、ご家族に知られないよう配慮して対応します。ご連絡の方法や時間帯は、ご希望に合わせて決めます。
- 相談にお金はかかりますか
-
ご相談は何度でも無料です。事情をうかがう段階で費用が発生することはありません。ご依頼に進む場合の費用と方針は、契約の前に書面でご確認いただきます。
ご相談の流れ・費用について

ART法律事務所の窓口は、公式LINEとお電話の2つです。LINEは24時間受け付けているため、日中にお時間を作れない方でも大丈夫です。
ご相談の流れ
| 段階 | 行うこと |
|---|---|
| 1. ご相談 | 現在の状況を詳しくお聞きします。ご相談は無料で、ご事情を把握する段階で料金が発生することはありません |
| 2. 事実の確認 | 送金の日付・金額・振込先の名義など、記録に残っている事実を正確に確認(精査)します |
| 3. 方針のご説明 | 取りうる対応策(法的手段)と、それぞれの返金見込みを書面で分かりやすく解説します。できないことも隠さずお伝えします |
| 4. ご契約 | 費用と方針にご納得いただけた場合のみ、委任契約を結びます |
| 5. 着手 | 相手方への請求・交渉など、ご依頼いただいた手続きを速やかに進めます |
費用について
| 項目 | 金額(税込) |
|---|---|
| ご相談料 | 無料(何度でもご相談いただけます) |
| 着手金 | 11万円〜 |
| 成功報酬 | 回収できた金額の5.5%〜 |
着手金は、ご依頼の内容と手続きの範囲によって変わります。成功報酬は、実際に回収できた金額に対して発生するものです。いずれもご契約の前に、金額と方針を書面でご確認いただきます。ご契約後に委任契約を解除(中途解約)していただくことも可能です。中途で終了した場合の清算方法は、委任契約書に定めたとおりです。
所在地・連絡先・担当する弁護士の氏名と登録番号は、ART法律事務所の事務所案内(所在地・弁護士紹介)に掲載しています。
同じ手口を扱った記事

作業をこなすと報酬が入るとうたい、振込や入金を重ねさせる副業の勧誘は、ほかにもあります。ART法律事務所が同じ型として記事で取り上げたサイトを挙げます。案内された名前が入っていないかも、あわせてご確認ください。
まとめ

2026年10月12日現在、ART法律事務所が「spectral-ai.info」について確認した点は次のとおりです。
- spectral-ai.infoは、タスクをこなすと報酬が入るとうたう仮想通貨のプラットフォームでした
- お問い合わせの方は、TRX(トロン)で入金していました
- 出金の直前には、運営会社が買収されたと告げられています
- 出金の前に、資産の25%を「税務」として入金するよう求められています
- サイトは2026年8月21日の時点ですでに表示されていませんでした
ここまでが、2026年10月12日時点で当事務所が確認した内容です。新しい事実が分かったときは、調査日を更新したうえで、このページに書き足します。
「税務」の入金を迫られたら、払う前にご相談ください。いまの時点でできることを、できないことも含めてお伝えします。
お急ぎの方はお電話でご相談ください
0120-107-029(通話無料)
ご相談は無料です。【24時間受付】
spectral-ai.infoに関する情報を募集しています

出典・参考
- 警察庁「SNS型投資詐欺」(2026年10月12日照会)
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(2026年10月12日照会)
- ICANN Lookup(spectral-ai.infoのドメイン登録情報)(2026年10月12日照会)
※本記事の記載内容は2026年10月12日時点の情報に基づくものであり、個別の事案に対する成果を保証するものではありません。詳しくは当事務所の免責事項をご確認ください。


コメント