CTRファクトリーは詐欺?契約の手口と確認できた事実

CTRファクトリー|ART法律事務所 の調査記録

この記事で扱うのは、「CTR FACTORY LTD」と名乗る相手との契約をめぐる案件です。カタカナでは「CTRファクトリー」と表記されています。

CTRファクトリーをめぐって、
こうしたやり取りはありませんでしたか
  • CTRファクトリー(CTR FACTORY LTD)と契約しました
  • 契約のとき、画面共有をしながら借入れをすすめられました
  • 支払いは、仮想通貨の取引所の口座に振り込みました
  • 全部でいくら払う契約なのかは、あとになって知りました
  • 返金を求めたら、ごく一部の返金で済ませようと言われています

一部の返金で話をまとめるよう持ちかけられている方は、合意する前にご相談ください。

この記事は、ART法律事務所(第一東京弁護士会/代表弁護士 有田勝浩・登録番号第36433号)が2026年10月14日時点で「CTRファクトリー」を調べた記録です。

返金の話を進める手がかりは、相手の説明ではなく、お手元の契約書類と支払いの記録にあります。

振込先の口座の名義人に対する返金の請求や、相手方との交渉は、弁護士が行える手続きです。ART法律事務所は、その請求と交渉を、ご本人に代わって進めます。ただし、相手方に支払う資力が残っていなければ、回収には至りません。できること・できないことを、最初に正直にお伝えします。

相手の提示に返事をする前に、いまの状況をお聞かせください。

お急ぎの方はお電話でご相談ください
0120-107-029(通話無料)

ご相談は無料です。ご家族に知られないよう配慮して対応します。

相手とのメールや電話の記録は、消さずに残しておいてください。

ご相談のときにお持ちいただけると、状況を早くつかめます
・いつ、いくらを、どこへ振り込んだかが分かるもの(振込の控えや取引所の入出金の履歴)
・CTRファクトリーとの契約書や申込みの画面(手元にあるものだけで大丈夫です)
・返金について相手とやり取りしたメールやメッセージ(スクリーンショット)

すべて揃っている必要はありません。ひとつでもお手元にあれば、その時点でお話をうかがえます。足りないものは、どこに残っているかを含めて、ご相談のなかで整理していきましょう。

目次

CTRファクトリーとは|公開情報から分かること

CTRファクトリー|公開情報から分かること

CTRファクトリーは、「CTR FACTORY LTD」という英語の名前で契約を結ばせていた相手です。

社名に海外の会社のような「LTD」が付いています

当事務所へのお問い合わせによると、契約の相手は「CTR FACTORY LTD」と名乗っていました。「LTD」は、日本の株式会社ではなく、海外で設立された会社の名前によく使われる表記です。この名前の事業者の所在地や代表者は、検索しても見つかりません。契約の相手がどこの誰なのか、契約した方にも分からないままです。

契約のときに借入れまですすめていました

お問い合わせによると、相手は画面共有で契約の手続きをしながら、消費者金融から借り入れるようすすめていました。代金は、国内の仮想通貨の取引所にある口座へ振り込んで支払ったとのことです。契約のために借入れまですすめるのは、通常の販売ではまず見られないことです。

CTRファクトリーに詐欺が疑われる理由

CTRファクトリーの勧誘から入金までの流れ

CTRファクトリーには、見過ごせない点が3つあります。その前に、CTRファクトリーとの契約がどう進んだのかを見ておきましょう。どこまで進んでいるかで、取れる手立ては変わります。

下の流れは、当事務所へのお問い合わせの内容を、個人が分からないように言い換えて並べたものです。

  1. CTRファクトリー(CTR FACTORY LTD)との契約をすすめられます
  2. 画面共有をしながら、消費者金融から借り入れるようすすめられます
  3. 仮想通貨の取引所の口座に、お金を振り込んで支払います
  4. あとになって、全部でいくら払う契約なのかを知ります
  5. 返金を求めると、ごく一部だけ返して残りは払わなくてよいと言われます

金融庁は、無登録業者の一覧について次のように注意を促しています。

「掲載されていない者でも、無登録営業に該当する行為を行っていることがあり得ますのでご注意ください。」

出典:金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(2026年10月14日照会)

続く3つの点は、お問い合わせの内容から分かったことです。

契約の総額をあとから知らされています

お問い合わせによると、ご相談者は契約を結ぶ前に、支払う総額の説明を受けていませんでした。総額を知ったのは、支払いを始めてからのことです。支払いの総額を知らせないまま結ばせる契約は、それだけで内容を疑うべきものです。

返金の根拠や契約の資料を出していません

いただいたご相談の内容によると、ご相談者が返金を求めたあとも、相手は返金額の根拠や契約内容が分かる資料を開示しませんでした。そのうえで「重要な説明はした」「説明しなかったと言うなら証拠を出せ」と主張しています。相手は資料を開示しないまま、ご相談者に証明を求めています。

ごく一部の返金と残りの支払いの免除を提示しています

ご相談者が警察に被害を届け出たあと、相手から「ちゃんとした会社なので返金に対応したい」と電話がかかってきました。その後に提示されたのは、支払った額のごく一部の返金と、残りの支払いの免除でした。一部の返金に応じてしまうと、その後の話し合いが難しくなるおそれがあります。

CTRファクトリーから返金の提示を受けた方は、公式LINEから状況をお聞かせください

CTRファクトリーに関する当事務所の独自調査

CTRファクトリー|当事務所の独自調査

お問い合わせの内容・検索で見つかる公開情報・金融庁の資料を調べました。ART法律事務所が2026年10月14日に調査した結果を、項目ごとに次の表にまとめました。記載が見当たらなかった項目には、その旨を添えています。

サイトがいま表示されるかどうか

調査した項目 確かめられたこと
運営している法人の名称・所在地・連絡先 名称は「CTR FACTORY LTD」で、所在地と連絡先は明らかにされていません

金融庁の公表資料に載っているか

調査した項目 確かめられたこと
金融庁の無登録業者一覧(3種) 「CTR」「CTRファクトリー」とも見当たりませんでした

2026年10月14日に、金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」に掲載された3つの一覧(PDF2つとウェブページ1つ)と照らし合わせました。一覧に名前がなくても、安全だとは決して言えません。公表されていない名前で契約を結ばせている業者は少なくありません。

そのほかに調査した項目

調査した項目 確かめられたこと
サイトのアドレス お問い合わせにURLの記載がありません
検索での公開情報 この名前の事業者の情報は見当たりませんでした
契約のときの手口 画面共有をしながら、消費者金融からの借入れをすすめていました
支払いの方法 国内の仮想通貨の取引所の口座へ振り込んでいました
返金の提示 ごく一部の返金と、残りの支払いの免除を提示していました

名前だけでは、請求の相手を特定することはできません。手がかりになるのは、支払いの記録と、相手とやり取りしたメールです。

CTRファクトリーと似た契約を別の名前の相手と結んだ方も、公式LINEから状況をお聞かせください

CTRファクトリーのケースで残しておきたい証拠

CTRファクトリー|残しておきたい証拠

相手の言い分は変わることがありますが、支払いの記録とやり取りの記録は変わりません。

削除せず残しておいてください(スクリーンショットでも大丈夫です)
・振込の控えや通帳、取引所の入出金の履歴(日付・金額が分かるもの)
・CTRファクトリーとの契約書や申込みの画面
・契約のときの画面共有で指示された内容のメモ
・返金についての電話の日時と内容のメモ
・返金額や免除を提示してきたメール

電話で言われたことはメモに残してください

電話で言われたことは、書面には残りません。いつ・誰から・何と言われたかを、覚えているうちに書き留めておいてください。やり取りの記録は、ご相談のなかで経緯を整理する材料になります。

返金の見通し|送金の方法によって変わります

CTRファクトリーへの返金請求で手がかりになるもの

はじめに、当事務所でお引き受けできない範囲(返金におけるリスク)についてご説明いたします。詐欺の返金請求では、最終的に金銭を取り戻せないまま終わることや、回収できた額が被害のごく一部にとどまることも珍しくありません。何ができるかは、お金をどの手段で渡したかで大きく変わります。そのうえで、いま検討できることを整理してお伝えします。結果をお約束することはできません。

銀行振込で送った場合

振込先の口座には名義という手がかりが残ります。その名義人に対して返金を求めることが、まず検討できる対応策です。ただし、すでに口座に残高がない場合や、口座名義が本人のものでない場合もあります。

クレジットカードで送った場合

カード会社への申し出によって、支払いが止まる場合があります。申し出には期限の定めがあるため、決済からの経過日数によって結果(成否)が大きく左右されます。

仮想通貨で送った場合

送金先のアドレスは取引履歴に残りますが、そのデータだけでは保有者の氏名や住所までは分かりません。ただし、この送金履歴は途中で消去されることはありません。資金が国内の事業者の口座に行き着いていた場合には、請求の相手を特定できる可能性があります。つまり、返金の見通しは「仮想通貨で送ったかどうか」ではなく、「送金後に資金がどこへ動いたか」で決まります。当事務所ではまず、その資金移動の追跡から調査を始めます。なお当事務所では、仮想通貨の購入から送金にいたる流れの中に銀行振込が含まれているかによって、お引き受けできる対応範囲が異なります。国内の取引所で銀行振込を使って購入した場合は、その際の振込履歴も返金請求の重要な手がかりとなります。ご相談の際は、購入から送金までの具体的な経緯をお知らせください。

CTRファクトリーに関する独自調査は公開されている情報の確認までで、支払ったお金がその後どこへ動いたかは確かめていません。お手元に残っている支払いの記録は、一部だけでも状況を整理する手がかりになります。ただし相手が分かった場合でも、回収に至らないことがあります。

契約書類が手元に無くても、そのままご相談いただけます。

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いまの状況で何ができるのか、無料のご相談でお尋ねください。

CTRファクトリーの口コミ・評判|検索して出てくるページにご注意ください

CTRファクトリー|口コミ・評判と二次被害への注意

公開されている声を確かめた結果

CTRファクトリーの口コミや評判は、検索しても見当たりませんでした(2026年10月14日検索)。

評判が出てこないことは、安全の裏付けになりません。契約は一人ずつ結ばされるので、同じ契約を結んだ方の声が表に出にくいのです。

返金をうたって近づいてくる相手にご注意ください

被害に遭われた方に言葉巧みに近づき、さらに金銭をだまし取ろうとする「二次被害」があります。避けるべき相手には、次の4つの特徴があります。

  • 「必ず取り戻せます」と結果を断定します
  • 高額な着手金や調査費を先に振り込むよう執拗に求めます
  • 弁護士名・所属弁護士会・登録番号を示せません
  • 連絡先がSNSのアカウントだけで、事務所の所在地が書かれていません

ひとつでも当てはまる場合は、その場ですぐに契約や約束を結ぶことは避けてください。弁護士会や別の弁護士に確認してからでも遅くはありません。本物の弁護士であれば、氏名・所属弁護士会・登録番号を必ず明示します。この3つの情報は、所属弁護士会へ問い合わせることでどなたでも照会が可能です。情報を明かさない相手や、存在を弁護士会で確認できない人物には、絶対にお金を預けないでください。

自分で契約したので相談しにくいです

CTRファクトリー|自分で契約したので相談しにくいです

自分で申し込んだ契約だと、人に話しにくいお気持ちはよく分かります。

しかし今回の契約は、総額を知らされないまま借入れまでして結んだものです。ご自分を責めず、相手に返事をする前にご相談ください。

少しでも返ってくるなら応じたほうがよいと思っています

CTRファクトリー|少しでも返ってくるなら応じたほうがよいと思っています

何も返ってこないよりは、と考えてしまうのも無理はありません。

ただ、一度応じてしまうと、残りの返金を求めにくくなるおそれがあります。応じるかどうかは、いまの状況を整理してから決めてください。

CTRファクトリーに関するよくあるご質問

CTRファクトリー|よくあるご質問

お答えできる内容は、送金手段や被害に遭われた時期によって異なります。ここでは、この記事を読んで浮かびやすい疑問について、現時点での見解をお答えします。

CTRファクトリーはどこの会社ですか

相手は「CTR FACTORY LTD」と名乗っていましたが、所在地や代表者は明らかにされておらず、検索でもこの名前の事業者の情報は見当たりませんでした。

一部の返金に応じても大丈夫ですか

応じると、残りを請求しにくくなるおそれがあります。返事をする前に、提示されたメールを手元に残してご相談ください。

借入れが残っています。相談できますか

はい、ご相談ください。借入れの経緯も、分かる範囲でうかがいます。

家族に知られずに相談できますか

はい、ご家族に知られないよう配慮して対応します。ご連絡の方法や時間帯は、ご希望に合わせて決めます。

相談にお金はかかりますか

ご相談は何度でも無料です。事情をうかがう段階で費用が発生することはありません。ご依頼に進む場合の費用と方針は、契約の前に書面でご確認いただきます。

ご相談の流れ・費用について

CTRファクトリー|ご相談の流れと費用について

ART法律事務所の窓口は、公式LINEとお電話の2つです。LINEは24時間受け付けているため、日中にお時間を作れない方でも大丈夫です。

ご相談の流れ

段階 行うこと
1. ご相談 現在の状況を詳しくお聞きします。ご相談は無料で、ご事情を把握する段階で料金が発生することはありません
2. 事実の確認 送金の日付・金額・振込先の名義など、記録に残っている事実を正確に確認(精査)します
3. 方針のご説明 取りうる対応策(法的手段)と、それぞれの返金見込みを書面で分かりやすく解説します。できないことも隠さずお伝えします
4. ご契約 費用と方針にご納得いただけた場合のみ、委任契約を結びます
5. 着手 相手方への請求・交渉など、ご依頼いただいた手続きを速やかに進めます

費用について

項目 金額(税込)
ご相談料 無料(何度でもご相談いただけます)
着手金 11万円〜
成功報酬 回収できた金額の5.5%〜

着手金は、ご依頼の内容と手続きの範囲によって変わります。成功報酬は、実際に回収できた金額に対して発生するものです。いずれもご契約の前に、金額と方針を書面でご確認いただきます。ご契約後に委任契約を解除(中途解約)していただくことも可能です。中途で終了した場合の清算方法は、委任契約書に定めたとおりです。

所在地・連絡先・担当する弁護士の氏名と登録番号は、ART法律事務所の事務所案内(所在地・弁護士紹介)に掲載しています。

まとめ

CTRファクトリー|確かめられたことのまとめ

2026年10月14日現在、ART法律事務所が「CTRファクトリー」について確認した点は次のとおりです。

  • CTRファクトリーは「CTR FACTORY LTD」という英語の名前で契約を結ばせています
  • 契約のときに画面共有をしながら借入れをすすめていました
  • お問い合わせによると、支払いの総額は支払いを始めたあとに知らされていました
  • 返金を求めると、根拠の資料を出さずにごく一部の返金で済ませようとしています
  • 所在地や代表者は明らかにされていません

ここまでが、2026年10月14日時点で当事務所が確認した内容です。新しい事実が分かったときは、調査日を更新したうえで、このページに書き足します。

一部の返金や支払いの免除を提示されたら、返事をする前にご相談ください。いまの時点でできることを、できないことも含めてお伝えします。

CTRファクトリーとの契約について、状況の整理だけでもご相談ください。

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    出典・参考

    この記事の監修者

    弁護士 有田勝浩

    ART法律事務所 代表弁護士/所属:第一東京弁護士会/登録番号:第36433号

    ART法律事務所では、投資詐欺の被害に遭われた方の救済に取り組んでいます。

    ※本記事の記載内容は2026年10月14日時点の情報に基づくものであり、個別の事案に対する成果を保証するものではありません。詳しくは当事務所の免責事項をご確認ください。

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