この記事で扱うのは、SNSで知り合った相手から案内されたbydfiscsda.comというアプリです。
こうしたやり取りはありませんでしたか
-
SNSで知り合った相手と、親しくやり取りを続けていました
-
仮想通貨の投資の話になり、取引所の口座を開くよう勧められました
-
買った仮想通貨を、相手が指定したアドレスへ送金するよう言われました
-
複数回に分けて、数百万円規模の送金をしました
-
出金しようとしたら、相手と連絡が取れにくくなりました
次の送金を求められている段階なら、振り込む前にご相談ください。
この記事は、ART法律事務所(第一東京弁護士会/代表弁護士 有田勝浩・登録番号第36433号)が2026年10月2日時点で「bydfiscsda.com」を調べた記録です。
この案件は、「bydfiscsd.com」「app.vsukangf.top」 という表記でもお問い合わせをいただいています。どの表記でお持ちいただいても、同じ案件としてうかがいます。
手がかりは、送った先のアドレスと取引所の履歴です。
お急ぎの方はお電話でご相談ください
0120-107-029(通話無料)
ご相談は無料です。ご家族に知られないよう配慮して対応します。
次の3つがお手元にあると、ご相談が早く進みます。残っているものは、消さずにそのままにしてください。
すべて揃っている必要はありません。ひとつでもお手元にあれば、その時点でお話をうかがえます。足りないものは、どこに残っているかを含めて、ご相談のなかで整理していきましょう。
bydfiscsda.comとは|公開情報から分かること

画面は暗号資産取引所のアプリに似た作りですが、運営している法人の名称・所在地・連絡先の記載はありません。

実在する取引所と似せたアプリ
BYDFiは実在する暗号資産取引所です。bydfiscsda.comは、ダウンロード画面の作りが似ているだけで、同社の公式サイト(bydfi.com)とは異なるアドレスです。名前や見た目が似ていることと、それが公式であることは別の話です。
案内の経路
検索して見つかる場所ではなく、SNSで知り合った相手から個別に送られたリンクを通じて案内されています。同種の事案でも確認されています。
関連して案内されたアドレス
同じやり取りの中では bydfiscsd.com・app.vsukangf.top という別のアドレスも使われていました。いずれも運営者の名称や所在地の記載はありません。
ダウンロード画面の作りは実在の取引所アプリに似ていますが、公式ストアを介さず、個別のリンクからのみ案内される点が異なります。
bydfiscsda.comに詐欺が疑われる理由

入口から送金までの流れに、同種の事案と重なる点がいくつも見つかりました。勧誘からいまの状況までを起きた順に並べます。どこまで進んでいるかで、取れる手立ては変わります。
ここに並べた流れは、同種の国際ロマンス詐欺で注意喚起されている手口と重なります。
- SNSで知り合った相手と、投資とは無関係な会話がしばらく続きます
- 仮想通貨の投資に話題が移り、国内の取引所での口座開設を勧められます
- 国内の取引所で仮想通貨を購入し、指定されたアプリのウォレットへ送るよう言われます
- 最初は少額から送り、問題なく進んでいるように見えます
- 送金額を増やすよう促され、複数回にわたって送金を重ねます
- 出金を申し出た頃から、相手との連絡が取りづらくなります
BYDFiは2025年3月24日付で公表した声明(「BYDFi Official Statement: Beware of Phishing Sites and Online Scam Risks」・2026年10月2日照会)のなかで、フィッシングサイトに注意し、公式サイトを直接入力するよう案内しています。案内されたリンクではなく、この公式アドレスと見比べてご確認いただけます。
実在する取引所に似せた名前とアプリの作りを使っている
bydfiscsda.comという名称と画面の作りは、実在するBYDFiを連想させます。名前が似ているアプリを使うのは、送金先として信用させるためだとみられます。ただし、公式サイト(bydfi.com)への案内や登録に関する表示は一切ありません。
国内の正規取引所を経由させてから送らせている
お問い合わせいただいた内容によると、まず国内の取引所(コインチェック)で暗号資産を購入させ、そこから先のウォレットへ送らせていました。正規の取引所を経由する区間があることで、違和感を覚えにくくなります。そして、この区間には取引所の取引履歴という記録が残ります。
複数回に分けて送金額を増やしている
一度に大きな額を求めず、複数回に分けて送金させているのは、警戒させずに総額を積み上げるための段取りだとみられます。分けて送った回数のぶんだけ、日付・金額・送金先アドレスの記録が積み上がります。
同じアプリ名やアドレスに心当たりがある方は、公式LINEから状況をお聞かせください
bydfiscsda.comに関する当事務所の独自調査

調べた結果は次のとおりです。運営者を示す公開情報は見当たりませんでした。ART法律事務所が2026年10月2日に自ら調査した範囲を、項目ごとに並べます。確かめられたことは、そのまま書いています。確かめられなかったものについては、各項目にその旨を添えました。
ドメインの登録情報から分かること
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| ドメイン(bydfiscsda.com) | 2025年11月26日に登録されています。有効期限は2026年11月26日です(1年ぶんのみ) |
| ドメイン(bydfiscsd.com) | 同じく2025年11月26日に登録され、有効期限は2026年11月26日です |
| ネームサーバー | Cloudflareのものが2件、両ドメインに共通して使われています |
サイトがいま表示されるかどうか
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| 画面の取得 | 2026年10月2日時点でいずれも表示できる状態でした |
| 運営している法人の名称・所在地・連絡先 | 記載はありませんでした |
2026年10月2日の時点で、bydfiscsda.com・bydfiscsd.comは表示できました。ただしいま同じアドレスが開けるかどうかは、その時々で変わります。お手元の画面(送金の履歴・やり取りの記録)は、開けるうちに保存しておいてください。
金融庁の公表資料に載っているか
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| 金融庁の無登録業者一覧(3種) | この名称は見当たりませんでした |
そのほかに調査した項目
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| 関連アドレス(app.vsukangf.top) | 2026年10月2日時点でページの内容を確認できず、ドメインの登録情報にはレジストラによる停止の痕跡がありました |
BYDFiは実在し、暗号資産取引所として運営されています。公式サイトはbydfi.comです。bydfiscsda.comが同社の公式アプリであるという情報は見当たりませんでした。実在する取引所かどうかと、案内されたアプリが同社のものかどうかは直接結びつくとは限りません。確かめるときは、届いたリンクを踏まず、公式サイトを検索して直接お確かめください。
案内されたアプリやアドレスが同じものか、公式LINEでご確認いただけます
bydfiscsda.comのケースで残しておきたい証拠

相手との連絡が途切れても、取引所と端末に残る記録は消えません。
アプリ内のやり取りは相手側から見られなくなることがあります。いま残っているものを、今日のうちに保存してください。
取引所の取引履歴は、取引所側にも記録が残ります。お手元の端末からも、念のため保存しておいてください。
返金の見通し|送金の方法によって変わります

銀行振込で送った場合
振込先の口座には名義という手がかりが残ります。その名義人に対して返金を求めることが、まず検討できる手立てです。ただし口座に残高が残っていない場合や、名義が本人のものでない場合もあります。
クレジットカードで送った場合
カード会社への申し出によって、支払いが止まる場合があります。申し出には期限の定めがあり、決済からの経過日数によって結論が変わります。
仮想通貨で送った場合
送金先のアドレスは記録に残りますが、そのアドレスを持っている人の氏名や住所までは、記録だけでは分かりません。ただし記録は途中で消えるわけではありません。資金が国内の事業者の口座に行き着いていた場合には、弁護士だから取れる手段があります。つまり見通しは「仮想通貨で送ったかどうか」ではなく、送った先から資金がどこへ動いたかで決まります。まずそこを確かめることから始めます。なお当事務所では、購入から送金までの経路に銀行振込が含まれているかによって、お引き受けできる範囲が変わります。国内の取引所で銀行振込により購入してから送った場合は、その振込も手がかりになります。ご相談の際に、購入から送金までの経路をお知らせください。
bydfiscsda.comについてお問い合わせいただいた内容によると、国内の取引所を経由した暗号資産の送金でした。取引所を経由した送金には記録が必ず伴うため、まず確かめるのはその取引履歴と送金先アドレスです。ただし、送金先にすでに資力が残っていない場合もあり、確かめた結果として回収に至らないこともあります。
お急ぎの方はお電話でご相談ください
0120-107-029(通話無料)
いまの状況で何ができるのか、無料のご相談でお尋ねください。
bydfiscsda.comの口コミ・評判|検索して出てくるページにご注意ください

公開されている声を確かめた結果
2026年10月2日の検索では、bydfiscsda.comの口コミや評判は見当たりませんでした。
口コミが無いからといって、安全だとは限りません。名前が広まってからの期間が短いサービスでは、利用した方の声が集まる前に被害が起きます。確かめるべきは、登録の有無と運営者の表示です。
返金をうたって近づいてくる相手にご注意ください
被害のあとに近づいてくる相手がいます。二次被害です。避けるべき相手には、次の4つの特徴があります。
- 「必ず取り戻せます」と結果を断定します
- 先に、高額な着手金や調査費の支払いを求めます
- 弁護士名・所属弁護士会・登録番号を示せません
- 連絡先がSNSのアカウントだけで、事務所の所在地が確認できません
ひとつでも当てはまる場合は、その日のうちに契約を結ばないでください。弁護士会や、別の弁護士に確かめてからでも遅くありません。弁護士は氏名・所属弁護士会・登録番号を必ず名乗ります。その3つは、所属する弁護士会に問い合わせれば誰でも確認できます。名乗らない相手、弁護士会で確認できない相手には、お金を預けないでください。
しばらくやり取りを続けた相手なので全部が嘘だったとは思えません

その時間は無駄ではありません。やり取りの記録そのものが、いまは手がかりになります。
長くやり取りを続けた相手ほど、信じていたものを疑うのはつらいことです。ただ、その会話の記録は消さずに残しておくと、相手の特定やアプリの実体を確かめる材料になります。経緯を責めることはありません。うかがうのは、いつ・いくらをどこへ送ったか、という事実だけです。
複数回に分けて送ってしまったので取り返しがつかないと思っています

送った回数や金額の大小で、ご相談いただけるかどうかが変わることはありません。
複数回に分けて送金させるのは、相手側が用意した段取りです。送った回数が多いぶん、残る記録の数も増えます。取引所の履歴とやり取りの記録を、そのままお持ちください。
bydfiscsda.comに関するよくあるご質問

お答えできる内容は、送金の手段と時期によって変わります。ここでは、いただくことの多いご質問について、いまの時点で言えるところまでをお答えします。
- BYDFiという取引所は実在すると聞きました。同じアプリではないのですか
-
別のものです。実在するBYDFiは暗号資産取引所で、公式サイトはbydfi.comです。同社は2025年3月付で、フィッシングサイトへの注意を自ら呼びかけています。ご自身で確かめるときは、届いたリンクではなく、検索やブラウザへの直接入力で見つけた公式サイトをお使いください。
- まだ出金できていません。もう一度送金すれば出せると言われています。振り込んでよいでしょうか
-
払う前にご相談ください。出金できていない状態で、追加の送金によって出せるようになるという説明には裏づけがありません。相手とのやり取りを、その場で切る必要はありません。残っているやり取りが、あとで手がかりになります。
- 警察に被害届を出していますが、別途ご相談する意味はありますか
-
はい、意味があります。被害届は捜査のためのもので、振込先の名義人に対する返金の請求は別の手続きです。両方を並行して進められます。
- 相談にお金はかかりますか
-
ご相談は何度でも無料です。事情をうかがう段階で費用が発生することはありません。ご依頼に進む場合の費用と方針は、契約の前に書面でご確認いただきます。
ご相談の流れ・費用について

ART法律事務所の窓口は、公式LINEとお電話の2つです。LINEは24時間受け付けているため、日中にお時間を作れない方でも大丈夫です。
ご相談の流れ
| 段階 | 行うこと |
|---|---|
| 1. ご相談 | 状況をうかがいます。ご相談は無料で、事情をうかがう段階で料金は発生しません |
| 2. 事実の確認 | 送金の日付・金額・振込先の名義など、記録に残っている事実を確かめます |
| 3. 方針のご説明 | 取りうる手立てとそれぞれの見込みを書面でご説明します。できないことも隠さずお伝えします |
| 4. ご契約 | 費用と方針にご納得いただけた場合のみ、委任契約を結びます |
| 5. 着手 | 相手方への請求・交渉など、ご依頼いただいた手続きを進めます |
費用について
| 項目 | 金額(税込) |
|---|---|
| ご相談料 | 無料(何度でもご相談いただけます) |
| 着手金 | 11万円〜 |
| 成功報酬 | 回収できた金額の5.5%〜 |
着手金は、ご依頼の内容と手続きの範囲によって変わります。成功報酬は、実際に回収できた金額に対してご負担いただくものです。いずれもご契約の前に、金額と方針を書面でご確認いただきます。ご契約後に委任契約を解除していただくこともできます。中途で終了した場合の清算方法は、委任契約書に定めたとおりです。ご相談の段階で費用が発生することはありません。
所在地・連絡先・担当する弁護士の氏名と登録番号は、ART法律事務所の事務所案内(所在地・弁護士紹介)に掲載しています。
まとめ

2026年10月2日現在、ART法律事務所が「bydfiscsda.com」について確かめられた点は次のとおりです。
- 勧誘には実在する暗号資産取引所BYDFiに似せた名前とアプリの作りが使われていました
- 運営している法人の名称・所在地・連絡先の記載はありませんでした
- ドメインは2025年11月26日の登録で、期限は1年ぶんだけでした
- 入口はSNSで、国内の取引所を経由させてから送金させる流れです
- 複数の関連アドレスのうち1つ(app.vsukangf.top)には、登録の停止を示す痕跡がありました。それでも、送金の記録と取引所の履歴という手がかりは、相手の側からは消せません
ここまでが、2026年10月2日時点で当事務所が確かめられた範囲です。新しい事実が分かったときは、調査日を更新したうえで、このページに書き足します。
bydfiscsda.comで送金された方、いまも送金を続けている方は、手元の記録が消えないうちにご相談ください。いまの時点で何ができるのかを、できることだけでなく、できないことも隠さずそのままお伝えします。
お急ぎの方はお電話でご相談ください
0120-107-029(通話無料)
ご相談は無料です。【24時間受付】
bydfiscsda.comに関する情報を募集しています

出典・参考
- BYDFi「Official Statement: Beware of Phishing Sites and Online Scam Risks」(2025年3月24日公表/2026年10月2日照会)
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(2026年10月2日照会)
- ドメイン登録情報(RDAP/2026年10月2日時点のデータベース)
※本記事の記載内容は2026年10月2日時点の情報に基づくものであり、個別の事案に対する成果を保証するものではありません。詳しくは当事務所の免責事項をご確認ください。


コメント