この記事で取り上げるのは、SNSで知り合った相手に勧められた Quantix という投資サイトです。
こうしたやり取りはありませんでしたか
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SNSのメッセージから、面識のない相手とやり取りが始まりました
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会話を重ねるうちに、相手から好意をほのめかされるようになりました
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相手が勤め先や役職を名乗り、名刺の画像を見せてきました
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指示されるまま国内の取引所に入金し、そこから送金しました
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出金しようとしたら、まず税金を払うよう言われました
「税金を払えば出金できる」と言われても、その税金は振り込まないでください。この案件では、税金を納めたあとに、今度は保証金を持ち出されています。
この記事は、ART法律事務所(第一東京弁護士会/代表弁護士 有田勝浩・登録番号第36433号)が2026年9月4日時点で「Quantix」を調べた記録です。
投資サイトの残高は、相手がいくらにでも表示できる数字です。一方で、いつ・いくら・どこへ送ったかは、銀行と取引所の記録に残ります。返金を請求する相手を探す手がかりは、増えていった残高ではなく、この送金の記録です。
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0120-107-029(通話無料)
ご相談は無料です。ご家族に知られないよう配慮して対応します。
ご相談は、次の3つがあると話が早く進みます。いずれも、あとから集め直すのが難しいものです。
3つが揃っていなくても大丈夫です。手元にあるものから順にお話をうかがい、ほかの記録の探し方もご相談のなかでお伝えします。
Quantixとは|公開情報から分かること

運営している法人の名称・所在地・連絡先・登録番号は、いずれも明らかになっていません。
どこから入れるサイトなのか
入口はSNSのメッセージで、そこからLINEに移り、相手がサイトを個別に教えていました。検索では見つからない場所でだけ人を集めるやり方は、当事務所が扱った同種の事案でも見られます。名称を検索しても、この相手にたどり着く情報は出てきません。人目に触れない場所で勧誘を進める相手には、お金を預けないでください。
教えられたサイトのアドレスが残っていない
当事務所に寄せられたお問い合わせには、相手が教えたサイトのアドレスが記録されていませんでした。そのため、ドメインの登録情報の照会も画面の保存もできていません。お手元の端末にサイトの閲覧履歴が残っていれば、その画面を消さずにお持ちください。
確認できた表記
当事務所が把握している表記は「Quantix」だけです。別の呼び方やアプリ名を聞いた方は、その表記のままお知らせください。
この案件では、勧誘の中で実在する三菱商事株式会社の名前も使われています。三菱商事は、この案件とは関係がありません。
Quantixに詐欺が疑われる理由

近づき方から出金を断られるまでの運びは、同じ種類の投資詐欺とよく重なります。最初の連絡から順に追うと、次の7段階です。どこまで進んでいるかで、取れる手立ては変わります。
- SNSのメッセージで、面識のない相手から連絡が届きます
- やり取りが続くうちに、相手から好意をほのめかされます
- 相手が勤め先と役職を名乗り、名刺を撮影した画像を示します
- 退職が近いという事情とともに、投資の話を持ちかけられます
- 指示に従い、国内の取引所へ入金して送金します(画面上の残高は増えていきます)
- 出金を申し込むと、税金を納めるまで出金できないと告げられます
- 納めたあと、今度は保証金が必要だと言われます
「Quantix」を含む名称の業者としては、金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」の海外所在業者の一覧に、Quantix Financial Services Limited(セーシェル所在/令和2年3月掲載)が載っています(2026年9月4日照会)。ただ、同じ一覧はこの業者のサービス名を「YADIX」としており、今回ご相談のあったサイトと同じものかどうかは分かりません。金融庁は、同じ一覧に次の注意書きを添えています。
「掲載されていない者であっても、無登録営業に該当する行為を行っていることがあり得ます」
関係を築いてから投資の話に入っている
当事務所に寄せられたお問い合わせでは、投資の話が出るまでに、しばらく日常的なやり取りが続いています。そのあいだに相手は好意をほのめかし、一緒に店を持ちたいという将来の話まで重ねていました。投資の判断を、相手を信じるかどうかの問題にすり替えるための順番です。相手が名乗った内容は、このやり取りにそのまま記録されています。画面を消さずに残しておいてください。
Quantixの勧誘で相手が名乗った名前の一例は「田中惠美」です。これは勧誘のために名乗られた名前であって、同じ名前をお持ちの実在の方とこの勧誘は関係がありません。お問い合わせによると、相手は海外にルーツがあるとも話していましたが、裏づけは何もありません。同じ名前から連絡を受けた方は、漢字・ひらがな・ローマ字のどれで表示されていたかもお知らせください。
最初の接触は2026年6月ごろにInstagramへ届いたメッセージで、そこからLINEへ移っています。名前を名乗ったのがLINEに移る前か後かが分かると、やり取りの日付をたどるときの目印になります。
実在する会社の名前と役職が裏づけなしに使われている
相手は三菱商事の金融部門の役職者だと名乗り、名刺を撮影した画像を見せていました。三菱商事株式会社は実在する企業ですが、この勧誘とは関係がありません。名刺の画像は誰にでも作れます。本当に在籍しているかどうかは、会社に問い合わせれば分かります。実在の大企業の名前を出して信用させる相手には、お金を送らないでください。
出金を申し込むと税金を持ち出してくる
画面上の残高が大きく増えたところで出金を申し込むと、相手は税金を納めるよう要求しています。出金の段階で条件を足すのは、それまでの入金を惜しく思わせるための手口です。ここで払っても出金はされず、送金がもう一件増えるだけです。税金の名目でも、追加の送金はしないでください。
税金を払ったあとにさらに保証金を求めてくる
税金を払ったあと、今度は金額が大きいことを理由に保証金が必要だと言われています。条件が一度で終わらないのは、出せる限りのお金を引き出すための段取りとみられます。名目を変えて請求を続けるのは、同種の事案でよく見る手口です。請求が続いているなら、指定された口座もまだ使われているはずです。
税金や保証金の話が出た方は、公式LINEで状況をお聞かせください
Quantixに関する当事務所の独自調査

ART法律事務所は2026年9月4日に、金融庁が公表する一覧と、同じ綴りの実在企業を調べました。結果は、項目ごとに表にまとめました。
金融庁の公表資料に載っているか
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| 金融庁の無登録業者の一覧(国内・海外・HTML版の3種) | 同じ綴りを含むQuantix Financial Services Limitedが海外所在業者の一覧に記載(令和2年3月)。同一かどうかは分かりません |
同じ綴りを含む名称が、過去に金融庁の警告の対象になっていました。勧められたサイトがこの業者と同じかどうか分からないうちは、入金しないでください。反対に、一覧に名前が無くても、安全の裏づけにはなりません。
そのほかに調査した項目
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| 確認できた表記 | Quantix |
| 相手が教えたサイトのアドレス | 記録が残っていませんでした |
| 運営者の名称・所在地・連絡先 | どこにも記載がありません |
| 金融商品取引業者の登録番号 | 公表されていません |
| 同じ綴りの実在企業 | Quantix Corp(quantix.com)と Quantix(quantixinc.com)。いずれも事業を続けています。この案件とは関係がありません |
| 勧誘に使われた実在企業名 | 三菱商事株式会社。関係がありません |
| 検索での公開情報 | この名称を扱うページは見当たりませんでした |
名前を検索して同じ綴りの実在する会社が出てくると、それだけで「ちゃんとした会社だ」と思い込みやすくなります。検索で出てくるQuantix CorpやQuantix(quantixinc.com)は、この案件とは関係のない別の会社です。
投資サイトの画面やアドレスが手元に残っている方は、公式LINEでお知らせください
Quantixのケースで残しておきたい証拠

お手元の端末と金融機関に残っているものには、相手の手は届きません。
いま保存しておきたいもの
LINEのやり取りは相手に消されることがあり、投資サイトは閉鎖されればもう開きません。いま残っているものは、今日のうちに保存してください。
国内の取引所の履歴も同じくらい大事です
入金に使った国内の取引所には、取引の記録が正式に残っています。取引所で買った仮想通貨を、いつ・どこへ送ったのか。その送り先が、相手をたどる出発点になります。
返金の見通し|送金の方法によって変わります

Quantixのお問い合わせでは、国内の取引所へ振り込み、そこから仮想通貨を送っていました。送金の方法ごとに、手がかりになるものを分けて説明します。
銀行振込で送った場合
銀行振込の場合、手がかりになるのは振込先の口座の名義です。返金の請求は、その名義人を相手に検討します。もっとも、口座が空になっていたり、他人名義の口座だったりする場合もあります。
クレジットカードで送った場合
カード決済なら、カード会社への申し出で支払いが止まる場合があります。この申し出には期限があり、決済から時間が経つほど難しくなります。
仮想通貨で送った場合
仮想通貨の送金先アドレスは取引の履歴に残ります。ただ、履歴だけでは持ち主の氏名や住所までは分かりません。それでも、この履歴があとから書き換えられることはありません。資金が国内の事業者の口座に行き着いていた場合には、弁護士であれば取れる手段があります。大事なのは、送ったあとに資金がどこへ流れたかです。当事務所は、その資金の流れを追うことから調べます。また、購入から送金までの経路に銀行振込が含まれているかによって、お引き受けできる範囲が異なります。国内の取引所で銀行振込を使って買った場合は、その振込の記録も大事な手がかりです。
銀行から取引所への入金は、ご本人名義の口座のあいだの移動にすぎません。そこから先へ送った記録は、取引所に残ります。当事務所がまず調べるのは、その送金先です。送金先から先をたどれず、調べた結果として回収に至らないこともあります。
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いまの状況で何ができるのか、無料のご相談でお尋ねください。
Quantixの口コミ・評判|返金をうたう二次被害にご注意ください

公開されている声を確かめた結果
2026年9月4日時点で当事務所が検索したところ、Quantixについて口コミや評判といえるものは見当たりませんでした。この名称を取り上げた情報サイトや注意喚起もありません。投資の被害を扱うページのなかには、返金を持ちかけて別の連絡先へ誘導するものも混じっています。
口コミが無いのは、安全だからではありません。勧誘がLINEの個別のやり取りで進むため、被害の声がネットに出てきにくいのです。登録番号も運営者も示さない相手に、送金を続けないでください。
返金をうたって近づいてくる相手にご注意ください
Quantixで失ったお金を取り戻せると持ちかけ、さらにお金をだまし取る「二次被害」もあります。次のような相手とは、すぐに契約しないでください。
- 「必ず取り戻せます」と結果を断定します
- 高額な着手金や調査費を、契約より前に振り込ませようとします
- 弁護士名・所属弁護士会・登録番号を示せません
- 連絡先がSNSのアカウントだけで、事務所の所在地が書かれていません
本物の弁護士なら、氏名・所属弁護士会・登録番号を必ず示します。この3つがそろっていれば、所属弁護士会に問い合わせて照会できます。名乗れない相手や、弁護士会に登録のない人物に、お金を預けてはいけません。
相手に好意を持ってしまい詐欺だとは思いたくありません

その気持ちは、相手が時間をかけて築いたものです。
投資の話が出るまでに、日常的なやり取りが何日も続いていました。信じるだけの材料は、最初から用意されていました。信じてしまったのは、あなたの落ち度ではありません。いまは気持ちの整理がついていなくても、ご相談いただけます。
家族に打ち明けたばかりで次に何をすればよいか分かりません

最初は、いまの状況を整理するだけで十分です。
ご家族に打ち明けたあとで、何から手をつければよいか分からなくなる方は少なくありません。お手元の記録を拝見して、いまの時点で何ができるのかをお伝えします。ご家族と一緒にご相談いただいても、おひとりでも大丈夫です。すでにやり取りを止めた方も、記録が残っていればご相談いただけます。
Quantixに関するよくあるご質問

答えは、送金の方法やいつ被害に遭ったかによって変わります。Quantixについてよく寄せられるご質問を4つ挙げます。
- Quantix Corp という会社が実在するようです。同じ会社ではないのですか
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別のものです。Quantix Corp は2026年9月4日時点で事業を続けており、公式サイトは quantix.com です。見比べるときは、相手から届いたリンクを使わず、別の画面で社名を検索して出てきたサイトと比べてください。
- 相手は三菱商事の社員だと名乗っていました。確かめる方法はありますか
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三菱商事に直接問い合わせるのが確実です。名刺の画像や肩書は誰にでも作れますが、在籍しているかどうかは会社にしか分かりません。問い合わせには、相手から聞いた連絡先ではなく、会社が公表している窓口を使ってください。
- いまも「保証金を払えば出金できる」と言われています。この保証金は払う必要がありますか
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保証金は払わないでください。税金を納めても出金されなかったのですから、保証金を払えば出せるという話にも裏づけはありません。相手との連絡は、急に絶たなくても大丈夫です。残っているやり取りは、相手をたどる手がかりになります。
- 相談にお金はかかりますか
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ご相談は無料です。ご依頼に進むときは、契約の前に費用と方針を書面でご確認いただきます。
ご相談の流れ・費用について

ART法律事務所の窓口は、公式LINEとお電話の2つです。LINEは24時間受け付けているため、日中にお時間を作れない方でも大丈夫です。
ご相談の流れ
| 段階 | 行うこと |
|---|---|
| 1. ご相談 | 被害に遭った経緯と、いまの状況をうかがいます。ご相談は無料です |
| 2. 事実の確認 | 送金の日付・金額・振込先の名義など、記録に残っている事実を正確に確認します |
| 3. 方針のご説明 | 考えられる対応(法的手段)と、それぞれの返金の見込みを書面で分かりやすくご説明します。できないことも隠さずお伝えします |
| 4. ご契約 | 費用と方針にご納得いただけた場合のみ、委任契約を結びます |
| 5. 着手 | 相手方への請求・交渉など、ご依頼いただいた手続きを速やかに進めます |
費用について
| 項目 | 金額(税込) |
|---|---|
| ご相談料 | 無料(何度でもご相談いただけます) |
| 着手金 | 11万円〜 |
| 成功報酬 | 回収できた金額の5.5%〜 |
費用が発生するのは、委任契約を結んでからです。着手金のお支払いはご契約時、成功報酬は回収後です。実際に適用される料率と実費の扱いは、ご依頼の内容と手続きの範囲によって変わります。ご契約後に委任契約を解除(中途解約)していただくことも可能です。中途で終了した場合の費用の清算方法は、委任契約書に定めたとおりです。これらはすべて、ご契約の前に書面でご説明します。
所在地・連絡先・担当する弁護士の氏名と登録番号は、ART法律事務所の事務所案内(所在地・弁護士紹介)に掲載しています。
同じ手口を扱った記事

実在する会社や人物の名前を借りて投資へ誘う手口は、当事務所が扱った別の案件にもあります。同じ型の案件を取り上げた記事は次のとおりです。相手が名乗った名前がないかも、あわせてご確認ください。
- Sparx Group(スパークス・グループ)を騙る投資詐欺の手口と返金の可能性
- 株式会社We roadを騙るFXファンド勧誘は詐欺なのか|手口と返金の可能性を解説
- 伊藤秀史氏を名乗るチャットグループの投資詐欺|手口と対処法・返金の可能性
まとめ

2026年9月4日の調査で、ART法律事務所が「Quantix」について把握したことをまとめます。
- 運営している法人の名称・所在地・連絡先・登録番号は、いずれも公表されていません
- 相手が教えたサイトのアドレスが記録に残っておらず、ドメインの照会も画面の保存もできません
- 同じ綴りを含むQuantix Financial Services Limitedが金融庁の海外所在業者の一覧に記載されていますが、同一かどうかは分かりません(同一覧のサービス名は「YADIX」)
- 勧誘では三菱商事の名前と役職が使われていました。同社はこの案件とは関係がありません
- お問い合わせでは、国内の取引所を経由して送金していました。相手をたどる出発点は、その取引所に残る送金の履歴です
Quantixから税金や保証金を請求されても、もう送金しないでください。
SNSで知り合った相手の勧めで送金した方も、出金の条件として入金を迫られている方も、取引所の履歴が残っているうちにご相談ください。できることとできないことを、いまの時点でそのままお伝えします。
お急ぎの方はお電話でご相談ください
0120-107-029(通話無料)
ご相談は無料です。LINEは24時間受け付けています。
Quantixに関する情報を募集しています

出典・参考
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(国内所在・海外所在・一覧表の3種/2026年9月4日照会)
- 同じ綴りの実在企業が事業を続けていることの確認(quantix.com、quantixinc.com/2026年9月4日/当事務所が実際に開いて確認)
※本記事の記載内容は2026年9月4日時点の情報に基づくものであり、個別の事案に対する成果を保証するものではありません。詳しくは当事務所の免責事項をご確認ください。


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