BingProは詐欺?手口と確認できた事実

BingPro|ART法律事務所 の調査記録

この記事で扱うのは、取引所をうたうBingPro(ビングプロ・ドメインは bingpro.top)というサイトです。

BingProをめぐって、
こうしたやり取りはありませんでしたか
  • SNSで知り合った相手から、仮想通貨で増やす方法を教わりました
  • BingProというサイトに登録するよう言われました
  • 指示された先に入金すると、画面の残高が増えました
  • 出金を申し込んだのに、お金が戻ってきません
  • 出金の前に、手数料や保証金を払うよう言われました

出金のための手数料や保証金を求められている方は、払う前にご相談ください。

この記事は、ART法律事務所(第一東京弁護士会/代表弁護士 有田勝浩・登録番号第36433号)が2026年10月24日時点で「BingPro」を調べた記録です。

BingProの画面上部の写真にある「BingX」は実在の取引所の名前ですが、両者のつながりを示す記載はありません。

当事務所が保存した画面では、「ビングプロ」という表記も同じサイトを指しています。どの名前で案内された方も、同じサイトについてのご相談としてうかがいます。

BingProの画面からは、誰が運営しているのかが分かりません。手がかりになるのは、入金したときの記録と、すすめてきた相手とのやり取りです。

振込先の口座の名義人に対する返金の請求や、相手方との交渉は、弁護士が行える手続きです。ART法律事務所は、その請求と交渉を、ご本人に代わって進めます。ただし、相手方にお金を返す資力が残っていなければ、回収には至りません。できること・できないことを、最初に正直にお伝えします。

BingProにログインできるうちに、いまの状況をお聞かせください。

お急ぎの方はお電話でご相談ください
0120-107-029(通話無料)

ご相談は無料です。ご家族に知られないよう配慮して対応します。

残高や取引の画面は、ログインできるうちにスクリーンショットで残しておいてください。

ご相談のときにお持ちいただけると、状況を早くつかめます
・いつ・いくら・どこへ入金したかが分かるもの(振込の控えや送金の履歴)
・振込先に指示された口座の名義(暗号資産で送った場合は、送り先のアドレス)
・BingProをすすめた相手とのやり取り(スクリーンショット)

すべて揃っていなくても、お手元に何もなくても、お話をうかがえます。足りないものは、どこに残っているかを含めて、ご相談の中で整理していきましょう。

目次

BingProとは|公開情報から分かること

BingPro(bingpro.top)|BingProの画面に掲げた名前

BingProのトップページはログインの入力欄だけで、運営会社の名前・所在地・登録番号は書かれていません。

「チェルシーFC公式 取引所パートナー」を名乗っています

当事務所が2026年10月24日に保存したBingProの画面の左上には、イングランドのサッカークラブ、チェルシーFCの紋章と「チェルシーFC公式 取引所パートナー」の文字が並んでいました。上部の写真には、胸に「BingX」と入ったユニフォームの選手が写っていました。BingXは、実在する暗号資産の取引所の名前です。よく知られた名前と写真が並び、信用できる取引所のように見える画面になっています。

画面は日本語でもページのソースは中国語の設定です

BingProの画面の文字は日本語でしたが、ページのソースでは言語が中国語(zh-CN)に設定されていました。JavaScriptを無効にしたときに表示される文も、中国語で書かれていました。日本の利用者に向けて、中国語の環境で作られたサイトだと考えられます。

BingProに詐欺が疑われる理由

BingPro(bingpro.top)の勧誘から入金までの流れ

BingProには、見過ごせない点が3つあります。はじめに、取引所を名乗るサイトを使った投資の勧誘が、よくある例ではどう進むのかを見ておきます。

下に並べたのは同種の投資詐欺でよく見られる手口で、当事務所がBingProについて確かめた流れではありません。

  1. SNSなどで知り合った相手から、仮想通貨で増やす方法を教わります
  2. 取引所を名乗るサイトに登録するよう言われます
  3. 指示された口座やアドレスへ入金すると、画面の残高が増えます
  4. 出金を申し込むと、手数料や保証金を求められます
  5. 払っても、別の名目でまた入金を迫られます

金融庁は、無登録業者の一覧について次のように注意を呼びかけています。

「掲載されていない者でも、無登録営業に該当する行為を行っていることがあり得ますのでご注意ください。」

出典:金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(2026年10月24日照会)

BingProは取引所を名乗っていますが、金融庁の暗号資産交換業者登録一覧にその名前はありません。無登録業者の一覧にも見当たりませんが、引用のとおり、それで安全だとは言えません。ここからの3つの点は、当事務所が保存した画面とページのソースから分かったことです。

ログインと登録の入力欄のほかに説明がありません

BingProのトップページにあるのは、アカウントとパスワードの入力欄、「今すぐ登録」と「オンラインサポート」のリンクだけでした。取引所の説明も、運営会社の名前・所在地・連絡先もありません。誘われた人だけが登録して入金する仕組みで、画面からは運営者を知る手がかりが得られません。

2026年8月25日ごろに「BingPro」の名前が付けられたとみられます

BingProのページが読み込むファイルには、更新日とみられる数字が付いていました。ブランド名を設定するファイルには「brand-bingpro0825a」、デザインのファイルには「remove-home0825b」とあります。ロゴの画像のファイル名は「ship-logo」で、BingProの名前ではありません。8月25日ごろに、別の名前で作られていたサイトにBingProの名前を付け、トップページの中身を外したと考えられます。

チャットやアカウント入力のファイルに10月の日付が付いています

BingProが読み込むファイル名の後ろには、「read0924」「account1004」「bankfull1010」といった文字が付いていました。read(既読)やaccount(アカウント)の語から、これらはチャットやアカウントの入力に関わるファイルとみられます。いちばん新しい数字は、10月21日を示すとみられる「media20261021」です。入金の指示や口座情報の入力に使う機能を、いまも手直ししながら動かしているサイトだと考えられます。

BingProに入金して出金できない方は、公式LINEから状況をお聞かせください

BingProに関する当事務所の独自調査

BingPro(bingpro.top)|BingProの画面とドメインを調査

調べたのは、保存した画面・ページのソース・ドメインの登録記録と、金融庁の公表資料・日本暗号資産等取引業協会の会員一覧です。ART法律事務所が2026年10月24日に調査した結果を、項目ごとに次の表にまとめました。記載が見当たらなかった項目には、その旨を添えています。

ドメインの登録情報から分かること

調査した項目 確かめられたこと
ドメイン bingpro.topです
登録された日 2026年5月6日です
有効期限 2027年5月6日です
登録を扱っている事業者 NameSilo, LLCです

サイトが表示されたかどうか(当事務所が調べた時点)

調査した項目 確かめられたこと
画面の保存 ログイン画面を保存しました(2026年10月24日。このときは表示されていました)

bingpro.topは、2026年10月24日の時点ではログイン画面が表示されていました。この種のサイトは、運営者が予告なく消したり、アドレスを替えたりすることがあります。

金融庁の公表資料に載っているか

調査した項目 確かめられたこと
金融庁の暗号資産交換業者登録一覧 載っていません(令和8年9月30日現在)
金融庁の金融商品取引業者登録一覧 載っていません(令和8年9月30日現在)
金融庁の無登録業者一覧(3種) 「BingPro」の名前はありませんでした(令和8年10月23日更新)

照合に使ったのは金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」・金融庁「金融商品取引業者登録一覧」と、金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(国内所在・海外所在・ウェブページ版の計3種)です。いずれも2026年10月24日に照会しました。取引所を名乗っていても、登録一覧に名前の無い相手には入金しないでください。

そのほかに調査した項目

調査した項目 確かめられたこと
画面にある項目 アカウントとパスワードの入力欄・「今すぐ登録」・「オンラインサポート」だけです
画面に掲げた紋章と文字 チェルシーFCの紋章と「チェルシーFC公式 取引所パートナー」の文字です
上部の写真 胸に「BingX」と入ったユニフォームの選手が写っています
運営会社の記載 ありません(所在地・連絡先・登録番号も同じです)
ページの言語の設定 中国語(zh-CN)です(画面の文字は日本語です)
ブランドの設定のファイルの版 「brand-bingpro0825a」です
いちばん新しいファイルの版 「media20261021」です
日本暗号資産等取引業協会の会員一覧 名前はありませんでした

有名な企業やクラブの名前を掲げた取引サイトに入金した方も、公式LINEから状況をお聞かせください

BingProのケースで残しておきたい証拠

BingPro(bingpro.top)|BingProの件で残す記録

サイトの画面は運営者がいつでも書き換えられますが、銀行や国内の取引所に残る記録は書き換えられません。

削除せず残しておいてください(スクリーンショットでも大丈夫です)
・振込の控えや通帳の記帳、送金の履歴(日付・金額・送り先が分かるもの)
・入金先として指示された口座の名義、または送金先のアドレス
・BingProの残高・取引・出金の申請が写った画面のスクリーンショット
・オンラインサポートやチャットで入金先を指示してきたメッセージ
・BingProをすすめた相手とのやり取り全体

サイトの中のチャットも保存してください

BingProは、サイトの中でやり取りするチャットの機能を使っているとみられます。入金先を指示してきたチャットや、手数料を求められたチャットの画面は、ログインできなくなる前にスクリーンショットで残してください。

返金の見通し|送金の方法によって変わります

BingPro(bingpro.top)への返金請求で手がかりになるもの

はじめに、返金請求のリスクについてご説明します。詐欺の返金請求では、最終的に金銭を取り戻せないまま終わることや、回収できた額が被害のごく一部にとどまることも珍しくありません。何ができるかは、お金をどの手段で渡したかで大きく変わります。そのうえで、いま検討できることを整理してお伝えします。結果をお約束することはできません。

銀行振込で送った場合

振込先の口座には名義という手がかりが残ります。その名義人に対して返金を求めることが、まず検討できる対応策です。ただし、すでに口座に残高がない場合や、相手方が他人名義の口座を使っている場合は、回収に至らないことがあります。

クレジットカードで支払った場合

カード会社への申し出によって、支払いが止まる場合があります。申し出には期限の定めがあるため、決済からの経過日数によって結果が大きく左右されます。

仮想通貨で送った場合

送金先のアドレスは取引履歴に残りますが、そのデータだけでは保有者の氏名や住所までは分かりません。一方で、この送金履歴があとから消去されることはありません。資金が国内の事業者の口座に行き着いていた場合には、請求の相手を特定できる可能性があります。つまり、返金の見通しは「仮想通貨で送ったかどうか」ではなく、「送金後に資金がどこへ動いたか」で決まります。当事務所ではまず、その資金移動の追跡から調査を始めます。なお当事務所では、仮想通貨の購入から送金にいたる流れの中に銀行振込が含まれているかによって、お引き受けできる対応範囲が異なります。国内の取引所で銀行振込を使って購入した場合は、その際の振込履歴も返金請求の重要な手がかりとなります。ご相談の際は、購入から送金までの具体的な経緯をお知らせください。

公開されている情報からは、BingProの実際の入金先は分かりません。振込の控えや送金の履歴が、請求の相手を探す手がかりになります。ただし、入金先の名義人が分かった場合でも、回収に至らないことがあります。

いつ・いくら入金したのか分からなくなっていても、そのままご相談いただけます。

お急ぎの方はお電話でご相談ください
0120-107-029(通話無料)

いまの状況で何ができるのか、無料のご相談でお尋ねください。

BingProの口コミ・評判|返金をうたう二次被害にご注意ください

BingPro(bingpro.top)|BingProの口コミと返金をうたう相手

公開されている声を確かめた結果

BingPro(bingpro.top)を利用した方の口コミや評判は、検索しても見当たりませんでした(2026年10月24日検索)。

口コミが無いことは、安全の印になりません。誘われた人だけがログインして使うサイトは、中身が公開されていないぶん、利用した人の声が表に出にくくなります。

返金をうたって近づいてくる相手にご注意ください

被害に遭われた方に「返金できる」と言葉巧みに近づき、さらにお金をだまし取る手口があります。これを「二次被害」といいます。避けるべき相手には、次の4つの特徴があります。

  • 「必ず取り戻せます」と結果を断定します
  • 高額な着手金や調査費を先に振り込むよう執拗に求めます
  • 弁護士名・所属弁護士会・登録番号を示せません
  • 連絡先がSNSのアカウントだけで、事務所の所在地が書かれていません

ひとつでも当てはまる場合は、その場ですぐに契約や約束を結ぶことは避けてください。弁護士会や別の弁護士に確認してからでも遅くはありません。本物の弁護士であれば、氏名・所属弁護士会・登録番号を必ず明示します。この3つの情報は、所属弁護士会に問い合わせれば、どなたでも確かめられます。情報を明かさない相手や、存在を弁護士会で確認できない人物には、絶対にお金を預けないでください。

有名なサッカークラブの名前があったので信用してしまいました

BingPro(bingpro.top)|有名なサッカークラブの名前があったので信用してしまいました

誰もが知るクラブの紋章と、取引所の名前の入った写真が並んでいれば、本物だと思うのは無理もありません。

BingProの画面は、正規の取引所だと思わせる作りになっていました。信用したのは、信用させる作りになっていたからです。ご自分を責める必要はありません。入金の記録を残してください。

保証金を払えば出金できるかもしれないと思ってしまいます

BingPro(bingpro.top)|保証金を払えば出金できるかもしれないと思ってしまいます

画面に残高が表示されていると、あと一度払えばお金が戻ってくる気がしてしまうものです。

しかし同種の投資詐欺では、手数料や保証金を払っても出金できないまま、別の名目の請求が続くのが典型です。出金のための手数料や保証金は、求められても払わないでください。

BingProに関するよくあるご質問

BingPro(bingpro.top)|BingProについてのご質問

お答えできる内容は、送金手段や被害に遭われた時期によって異なります。ここでは、この記事を読んで浮かびやすい疑問について、現時点での見解をお答えします。

BingProは取引所のBingXと同じですか

別のものです。BingXの公式サイトは bingx.com で、BingProのアドレスは bingpro.top です。BingProの画面に、BingXとのつながりを示す記載はありません。

BingProの運営会社はどこですか

分かっていません。2026年10月24日に保存した画面とページのソースのどこにも、運営会社の名前・所在地・連絡先はありませんでした。

BingProは金融庁に登録された業者ですか

いいえ。令和8年9月30日現在の暗号資産交換業者登録一覧と金融商品取引業者登録一覧(金融庁)に、BingProの名前はありません(2026年10月24日照会)。

家族に知られずに相談できますか

はい、ご家族に知られないよう配慮して対応します。ご連絡の方法や時間帯は、ご希望に合わせて決めます。

相談にお金はかかりますか

ご相談は何度でも無料です。事情をうかがう段階で費用が発生することはありません。ご依頼に進む場合の費用と方針は、契約の前に書面でご確認いただきます。

ご相談の流れ・費用について

BingPro(bingpro.top)|当事務所へのご相談と費用

ART法律事務所の窓口は、公式LINEとお電話の2つです。LINEは24時間受け付けているため、日中にお時間を作れない方でも大丈夫です。

ご相談の流れ

段階 行うこと
1. ご相談 現在の状況を詳しくお聞きします。ご相談は無料です
2. 事実の確認 送金の日付・金額・振込先の名義など、記録に残っている事実を正確に確認します
3. 方針のご説明 考えられる対応(法的手段)と、それぞれの返金の見込みを書面で分かりやすくご説明します。できないことも隠さずお伝えします
4. ご契約 費用と方針にご納得いただけた場合のみ、委任契約を結びます
5. 着手 相手方への請求・交渉など、ご依頼いただいた手続きを速やかに進めます

費用について

項目 金額(税込)
ご相談料 無料(何度でもご相談いただけます)
着手金 11万円〜
成功報酬 回収できた金額の5.5%〜

着手金は、ご依頼の内容と手続きの範囲によって変わります。成功報酬は、実際に回収できた金額に対して発生するものです。いずれもご契約の前に、金額と方針を書面でご確認いただきます。ご契約後に委任契約を解除(中途解約)していただくことも可能です。中途で終了した場合の清算方法は、委任契約書に定めたとおりです。

所在地・連絡先・担当する弁護士の氏名と登録番号は、ART法律事務所の事務所案内(所在地・弁護士紹介)に掲載しています。

同じ手口を扱った記事

BingPro(bingpro.top)|BingProと同じ手口の記事

実在の名前を掲げた取引所のサイトや、偽装の取引所は、次の記事でも取り上げています。ART法律事務所が同じ型として記事で取り上げたサイトを挙げます。案内された名前が入っていないかも、あわせてご確認ください。

まとめ

BingPro(bingpro.top)|BingProで確かめられたこと

2026年10月24日現在、ART法律事務所が「BingPro」について確認した点は次のとおりです。

  • BingProの画面はログインの欄だけで、運営会社の名前・所在地・連絡先はありません
  • 画面にはチェルシーFCの紋章と「チェルシーFC公式 取引所パートナー」の文字が掲げられています
  • 上部の写真の「BingX」は実在する取引所の名前ですが、BingProとのつながりを示す記載はありません
  • 名前の設定のファイルには「brand-bingpro0825a」という文字が付いていました
  • 金融庁の登録一覧に、BingProの名前はありません

新しい事実が分かったときは、調査日を更新したうえで、このページに書き足します。

暗号資産の取引所BingXの公式サイトは bingx.com です。照らし合わせるときは、いま手元に届いているリンクを開かないでください。別の画面を開き、社名で検索して表示された公式サイトとだけ見比べてください。

出金の条件として手数料や保証金を払うよう言われたら、払う前にご相談ください。いまの時点でできることを、できないことも含めてお伝えします。

BingProについて、状況の整理だけでもご相談ください。

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ご相談は無料です。LINEは24時間受け付けています。

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    出典・参考

    この記事の監修者

    弁護士 有田勝浩

    ART法律事務所 代表弁護士/所属:第一東京弁護士会/登録番号:第36433号

    ART法律事務所では、投資詐欺の被害に遭われた方の救済に取り組んでいます。

    ※本記事の記載内容は2026年10月24日時点の情報に基づくものであり、個別の事案に対する成果を保証するものではありません。詳しくは当事務所の免責事項をご確認ください。

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