この記事で扱うのは、SNSの投資コミュニティで勧誘に使われた「FM投資クラブ」という名称です。
こうしたやり取りはありませんでしたか
-
SNSで、投資の勉強会やコミュニティから声をかけられました
-
「5年以上の運用実績がある」と言われました
-
「今年度のプロジェクト」への誘いがありました
-
振込先の銀行が、いくつにも分かれていました
-
画面に出ている利益が、あまりにも良すぎると感じています
もう振り込んでしまった方も、運用の期間が終わるのを待たずにご連絡ください。次の振込を催促されているなら、払わずにご相談ください。振込先の口座にまだお金が残っているかどうかで、そのあとにできることが変わります。
この記事は、ART法律事務所(第一東京弁護士会/代表弁護士 有田勝浩・登録番号第36433号)が2026年8月30日時点で「FM投資クラブ」を調べた記録です。
振込先が複数の金融機関に分かれているのは、手続き上の都合ではありません。一つが使えなくなっても、入金を受け取り続けられる仕組みです。手がかりは、画面に出ている利益ではなく振込の記録にあります。
お急ぎの方はお電話でご相談ください
0120-107-029(通話無料)
ご相談は無料です。ご家族に知られないよう配慮して対応します。
ご相談は、次の3つがあると話が早く進みます。いずれも、あとから集め直すのが難しいものです。
すべて揃っている必要はありません。ひとつでもお手元にあれば、その時点でお話をうかがえます。足りないものがどこに残っているかも、ご相談のなかでお伝えします。
FM投資クラブとは|公開情報から分かること

運営している法人の名称・所在地・連絡先は、公開されている情報には見当たりませんでした。勧誘はSNSのコミュニティの中だけで行われています。
どこで勧誘に使われる名前か
この名称は、検索しても出てきません。SNSで投資の勉強をするコミュニティに参加し、そこで声をかけられた人にだけ伝えられます。コミュニティの中に入った人にしか届かない勧誘です。
会社概要にあたるページも、事業者としての登録番号も見当たりません。サイトのアドレスも知らされていないので、誰が運営しているのかを第三者が確かめる手立てがありません。運営者の分からない相手に、お金を預けないでください。
「実績」として説明されているもの
ご相談の内容によると、相手は5年以上の運用実績があると説明していました。ところが、その実績を裏づける資料は出てきていません。あるのは「5年以上」という言葉だけです。登録を受けた事業者なら、金融庁が公表する一覧に載ります。この名称には、公的な記録で裏づけを取る手がかりがありません。だからこそ、頼りになるのはお手元の振込の記録です。
FM投資クラブに詐欺が疑われる理由

FM投資クラブには、ほかの投資詐欺と重なる点が4つあります。2026年8月30日時点で当事務所が調べた結果です。まず、勧誘からいまの状況までを順に並べます。どこまで進んでいるかで、取れる手立ては変わります。
- SNSで投資の勉強会やコミュニティに参加します
- 「5年以上の運用実績がある」と言われ、つい信じてしまいます
- 「今年度のプロジェクト」に誘われます
- 参加を決めると、指定された口座へ振り込みます
- 振込先の銀行が、いくつにも分かれて指定されます
- 運用の期間は2026年の秋までと言われます
- 画面に出ている利益が良すぎることに気づき、調べ始めます
この流れは、警察庁の注意喚起と重なります。警察庁は「SNS型投資詐欺」(2026年8月30日取得)で、この手口を「言葉巧みに被害者を信用させ」たうえで、「『投資金』や『手数料』などという名目で」金銭等を振り込ませるものと説明しています。勉強会という入口も実績という言葉も、信用させるための道具です。
振込先が複数の金融機関に分けられている
ご相談者によると、振込先は一つではなく、複数の金融機関にまたがって指定されていました。受取先の口座を分けておけば、一つが使えなくなっても入金を受け取り続けられます。なぜ口座を分けるのか、相手からの説明はありませんでした。投資のお金を預かる事業者が、理由も告げずに振込先を分けるのは不自然です。
一方で、口座が分かれていれば、たどれる名義もそれだけ増えます。指定されたすべての口座について、日付・金額・名義をお持ちください。
運用の期間が秋までと区切られている
相手が伝えた運用の期間は、2026年の秋まででした。期限を区切られると、その日までじっと待つ理由ができてしまいます。待っているあいだに、振込先の口座からお金は引き出されます。期間の終わりを待たずに、いまの時点で記録を残しておいてください。
画面に出ている利益が実態と合わない
ご相談者は、画面の利益があまりにも良すぎることに引っかかり、調べ始めたといいます。画面の数字は、入力すればいくらでも作れます。表示された利益と、実際に振り込んだお金は別物です。頼りになるのは、画面の数字ではなく振込の記録です。
振込先の口座がすでに動かせない状態になっている
ご相談の内容によると、指定された口座のいくつかは、すでに動かせない状態でした。ご相談者は金融機関から、同じ口座について他にも申し出があることと、残高がほとんど無いことを伝えられています。ただ、口座は1つではありません。分けて振り込ませていたぶん、まだ調べていない名義が残っています。時間がたつほど残る資金は減るので、どの口座から調べるかが結果を左右します。
同じ流れに心当たりがある方は、公式LINEから状況をお聞かせください
FM投資クラブに関する当事務所の独自調査

ART法律事務所が2026年8月30日に調べた結果を、項目ごとに並べます。調べたのは主に、名称の出どころと、公的な一覧に載っているかどうかです。
サイトがいま表示されるかどうか
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| 画面の取得 | URLが知らされておらず、画面は取得できませんでした |
| 運営している法人の名称・所在地・連絡先 | いずれも公開情報に見当たりませんでした |
この案件では、相手からの勧誘にURLが含まれていません。そのため、当事務所でサイトの画面を保存することはできませんでした。残せるのは、お手元のスマートフォンにあるやり取りの画面です。相手に消される前に、画面全体を保存しておいてください。
金融庁の公表資料に載っているか
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| 金融庁が公表する無登録業者の一覧(国内所在・海外所在・一覧表) | この名称は見当たりませんでした |
照会先は金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」および海外所在業者の一覧・一覧表(2026年8月30日照会)です。無登録業者の一覧に載っていなくても、安全とは言えません。公表資料に載る前に名前を変えたり、サイトを閉じたりして姿を消す業者は少なくありません。だからこそ、手元の記録をもとに早く動くことが大切です。
そのほかに調査した項目
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| 案内された名称 | FM投資クラブ(SNSの投資コミュニティの中で伝えられます) |
| 送金の手段 | 複数の金融機関にまたがる、指定された口座への振込 |
| 説明された実績 | 5年以上の運用実績という説明のみで、裏づけの資料はありません |
複数の金融機関にまたがって振り込ませていた点は、この案件の大きな手がかりです。
誘われたときの名称が同じものか、公式LINEでご確認いただけます
FM投資クラブのケースで残しておきたい証拠

コミュニティが閉じても、手がかりが消えたわけではありません。お手元の端末と金融機関の記録に残っています。
相手はいつでもコミュニティを閉じられます。退会させられれば、履歴も見られなくなります。いま残っているものを、今日のうちに保存してください。
返金の見通し|送金の方法によって変わります

FM投資クラブの案件では、振込先が複数の銀行口座に分かれています。
銀行振込で送った場合
振込先の口座には、名義という手がかりが残ります。まず検討するのは、その名義人への返金の請求です。ただし、口座の残高がすでに無いことや、名義が相手本人のものではないこともあります。
クレジットカードで送った場合
カード会社に申し出ると、支払いが止まることがあります。申し出には期限があり、決済から何日たったかで結果が大きく変わります。
仮想通貨で送った場合
送金先のアドレスは取引履歴に残りますが、そこから保有者の氏名や住所までは分かりません。ただ、この履歴が途中で消されることはありません。資金が国内の事業者の口座に行き着いていた場合には、弁護士であれば取れる手段があります。返金の見通しを決めるのは、仮想通貨で送ったかどうかではなく、送ったあと資金がどこへ動いたかです。当事務所は、まずその資金の流れを追うところから調べます。また、購入から送金までの経路に銀行振込が含まれているかによって、お引き受けできる範囲が変わります。国内の取引所で銀行振込を使って購入した場合は、その振込履歴も返金請求の大切な手がかりになります。ご相談の際は、購入から送金までの経緯をお知らせください。
FM投資クラブのご相談では、送金は指定された口座への振込でした。銀行を通したお金には必ず名義が残るので、まずその名義を調べます。残高がほとんど無いと伝えられた口座もありますが、指定された口座は1つではありません。名義の数だけ出発点があります。
お急ぎの方はお電話でご相談ください
0120-107-029(通話無料)
いまの状況で何ができるのか、無料のご相談でお尋ねください。
FM投資クラブの口コミ・評判|返金をうたう二次被害にご注意ください

公開されている声を確かめた結果
当事務所が2026年8月30日に検索したところ、この名称を扱ったページは見当たりませんでした。参加した人の書き込みもありません。
口コミが無いことは、安全の裏づけになりません。この名称は限られたコミュニティの中でしか伝えられないため、外に声が出にくいのです。入金する前に、ご相談ください。
返金をうたって近づいてくる相手にご注意ください
被害に遭われた方に言葉巧みに近づき、さらに金銭をだまし取ろうとする「二次被害」があります。避けるべき相手の特徴は、次の4つです。
- 「必ず取り戻せます」と結果を断定します
- 高額な着手金や調査費を、前払いで振り込むよう執拗に迫ります
- 弁護士名・所属弁護士会・登録番号を示せません
- 連絡先がSNSのアカウントだけで、事務所の所在地が書かれていません
ひとつでも当てはまる場合は、その日のうちに契約を結ばないでください。弁護士会や、別の弁護士に確かめてからでも遅くありません。弁護士であれば、氏名・所属弁護士会・登録番号を必ず名乗ります。この3つは、所属弁護士会に問い合わせればどなたでも照会できます。名乗らない相手や、弁護士会に登録が見当たらない人物には、決してお金を預けないでください。
振込先の口座はもう動かせない状態だと聞きました

FM投資クラブの振込先が動かせない状態でも、名義という手がかりは残ります。
口座が動かせなくなっても、請求する相手をたどる道が閉ざされたのではありません。誰の名義の口座へ・いつ・いくら振り込んだのかという記録は残っています。その記録が、請求の出発点になります。
運用の期間が終わるまで待つべきか迷っています

FM投資クラブが伝えた期間の終わりを待つあいだにも、振込先の残高は減っていきます。
約束の日が来る前に、口座の残高が尽きてしまうこともあります。期間の終わりを待たず、いまのうちにご相談ください。少なくとも、いまある記録は今日のうちに保存してください。
FM投資クラブに関するよくあるご質問

お答えの内容は、送金の手段や被害に遭った時期によって変わります。よくいただくご質問に、現時点の考えをお答えします。
- 振込先がいくつもあって、どれを伝えればよいか分かりません
-
分かるものをすべてお持ちください。通帳の記帳やネットバンキングの取引履歴に、日付と金額と名義が残っています。整理は当事務所で行いますので、そのままお持ちください。
- 運用の期間がまだ終わっていません。この段階で相談してもよいですか
-
はい、むしろこの段階でご相談ください。次の振込を求められていても、払わずにお知らせください。運用の期間が終わるのを待つ理由はありません。
- すでに警察へ被害届を出しています。弁護士にも相談できますか
-
はい、ご相談ください。被害届は刑事の手続き、返金を求めるのは民事の手続きで、担い手も進み方も別です。両方を並行して進められます。
- 家族に知られずに相談できますか
-
ご希望に沿うよう配慮します。ご連絡の方法や時間帯は、ご相談のときに決められます。ご相談の内容について、当事務所からご家族へお伝えすることはありません。
ご相談の流れ・費用について

ART法律事務所の窓口は、公式LINEとお電話の2つです。LINEは24時間受け付けていますので、日中にお時間が取れない方もお使いください。
ご相談の流れ
| 段階 | 行うこと |
|---|---|
| 1. ご相談 | いまの状況を詳しくお聞きします。ご相談は無料です |
| 2. 事実の確認 | 送金の日付・金額・振込先の名義など、記録に残っている事実を正確に確認します |
| 3. 方針のご説明 | 取りうる手立てと、それぞれの見通しを、できないことも隠さず書面でご説明します |
| 4. ご契約 | 費用と方針にご納得いただけた場合のみ、委任契約を結びます |
| 5. 着手 | 相手方への請求・交渉など、ご依頼いただいた手続きを速やかに進めます |
費用について
投資詐欺の被害回復のご依頼では、着手金は11万円(税込)から、成功報酬は回収できた金額の5.5%(税込)からを基準としています。金額に「から」が付くのは、ご依頼の内容と手続きの範囲によって変わるためです。実際にいくらになるかは、ご相談で経緯をうかがった時点で、具体的な額でお伝えします。
お支払いの時期は、着手金がご契約のとき、成功報酬が実際に回収できたあとです。金額と方針は、取りうる手立ての見込みとあわせて、ご契約の前に書面でご確認いただけます。ご契約後に委任契約を解除していただくこともできます。中途で終了した場合の清算方法は、委任契約書のとおりです。
費用と見通しを見比べたうえで、ご依頼をしないと決めていただいても大丈夫です。
所在地・連絡先・担当する弁護士の氏名と登録番号は、ART法律事務所の事務所案内(所在地・弁護士紹介)に掲載しています。
まとめ

2026年8月30日現在、「FM投資クラブ」について分かっていることは次のとおりです。
- 勧誘はSNSのコミュニティの中だけで行われ、運営している法人の名称・所在地・連絡先は公開されている情報に見当たりませんでした
- 振込先が複数の金融機関にまたがって指定されていました
- 指定された口座のいくつかは、すでに動かせない状態になっていました
- 伝えられていたのは5年以上の運用実績という説明だけで、裏づけの資料はありません
- URLが知らされていないため、画面は取得できませんでした
- 金融庁が公表する無登録業者の一覧(国内所在・海外所在・一覧表)に、この名称は見当たりませんでした
運用の期間が終わるのを待たず、次の振込もしないでください。新しい事実が分かったときは、調査日を改めたうえでこのページに書き足します。
この案件には、たどる手がかりも残っています。指定された口座が複数あったぶん、たどる出発点も複数あります。同じ流れで振り込んでしまった方は、記録が消えないうちにご相談ください。いまの時点でできること・できないことを、隠さずにお伝えします。
お急ぎの方はお電話でご相談ください
0120-107-029(通話無料)
ご相談は無料です。LINEは24時間受け付けています。
FM投資クラブに関する情報を募集しています

出典・参考
- 警察庁「SNS型投資詐欺」 警察庁「SNS型投資詐欺」(2026年8月30日取得・保存)
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(国内所在・海外所在・一覧表を照会。2026年8月30日)
※本記事の記載内容は2026年8月30日時点の情報に基づくものであり、個別の事案に対する成果を保証するものではありません。詳しくは当事務所の免責事項をご確認ください。


コメント