この記事で扱うのは、投資の勧誘として持ちかけられた「NT戦略会」という名称です。
こうしたやり取りはありませんでしたか
-
グループや勧誘してきた人から、NT戦略会という投資話を持ちかけられました
-
運用の方針や実績を見せられて、参加することにしました
-
指定された口座へ、銀行振込で送金しました
-
画面や報告では、利益が出ていることになっていました
-
出金したいと伝えたら、理由を付けて応じてもらえなくなりました
出金してもらえないまま、さらに振り込むよう言われているなら、払う前にご相談ください。
この記事は、ART法律事務所(第一東京弁護士会/代表弁護士 有田勝浩・登録番号第36433号)が2026年10月8日時点で「NT戦略会」を調べた記録です。
画面や報告の利益は、相手の側で出している数字です。いっぽう、いつ・いくら・どの口座に振り込んだかは、金融機関に記録が残っています。返金を求める相手をたどる手がかりは、画面の利益ではなく、この振込の記録のほうにあります。
お急ぎの方はお電話でご相談ください
0120-107-029(通話無料)
ご相談は無料です。ご家族に知られないよう配慮して対応します。
ご相談のとき、次の3つがあると話が早く進みます。全部そろっていなくて構いません。手元にあるぶんだけで大丈夫です。
すべて揃っている必要はありません。ひとつでもお手元にあれば、その時点でお話をうかがえます。足りないものは、どこに残っているかを含めて、ご相談のなかで整理していきましょう。
NT戦略会とは|公開情報から分かること

分かっているのは勧誘の際に使われた名称だけで、運営している法人の名称も、投資の仕組みを説明するサイトもありません。
名称が指すのは法人ではなくグループの呼び名です
「NT戦略会」という名称で検索しても、投資の仕組みを説明するサイトや、運営者を名乗る法人は見当たりません。確認できるのは、勧誘の際に使われていた呼び名だけです。お問い合わせいただいた内容でも、法人名・所在地・連絡先は一度も記載されていません。
確認できた表記
当事務所にお問い合わせをいただいた際に使われていた表記は、「NT戦略会」です。別の呼び方で案内された方は、案内されたときの呼び方をそのままお知らせください。
NT戦略会に詐欺が疑われる理由

入口から出金に至るまでの流れに、同種の事案と重なる点が見つかりました。勧誘からいまの状況までを、起きた順に並べました。どこまで進んでいるかで、取れる手立ては変わります。
ここに並べた流れは、同種の投資詐欺で注意喚起されている手口と重なります。
- グループ名や勧誘者を通じて、投資話として案内を受けます
- 運用の方針や実績を示されて、参加することになります
- 指定された口座へ、銀行振込で送金します
- 画面や報告で、利益が出ていると伝えられます
- 出金を申し出ると、理由を付けて応じてもらえなくなります
運営する法人の実体が明らかにされていません
投資の勧誘でありながら、運営している法人の名称・所在地・登録番号は一度も示されていません。実体を明かさないまま資金を集めるのは、責任の所在をたどれなくするためだとみられます。ただし、振込先として指定された口座の名義は、当事務所にお問い合わせをいただいた範囲で残っています。
振込先に個人名義の口座が指定されています
お問い合わせいただいた内容によると、振込先には個人名義の口座が指定されました。法人口座ではなく個人名義を使うのは、組織としての実体を隠すためだとみられます。もっとも、銀行を通した送金である以上、名義という手がかりは金融機関の記録として残ります。
出金の段になって応じなくなります
利益が出ているという報告を受けたあとで出金を申し出ると、理由を付けて応じてもらえなくなっています。報告の数字だけを先に見せておくのは、出金が近づくまで信頼を保たせるためだとみられます。ここでさらに資金を振り込んでも出金にはつながらず、振込の記録がもう一件増えるだけです。その記録は、あとで相手にとって不利にはたらきます。
同じ名称に心当たりがある方は、公式LINEから状況をお聞かせください
NT戦略会に関する当事務所の独自調査

名称での検索と金融庁の公表資料を確認しましたが、手がかりになる法人名・サイトは見当たりませんでした。ART法律事務所が2026年10月8日に調査した結果を、項目ごとに次の表にまとめました。記載が見当たらなかった項目には、その旨を添えています。
金融庁の公表資料に載っているか
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| 金融庁が公表する無登録業者の一覧(3種) | この名称は見当たりませんでした |
そのほかに調査した項目
| 調査した項目 | 確かめられたこと |
|---|---|
| 案内の経路 | グループ名や勧誘者を通じた個別の案内で、ウェブサイトのURLは公開されていません |
| 運営者の表示 | 法人の名称・所在地・連絡先は記載されていませんでした |
| 送金の方法 | 銀行振込でした(指定口座は個人名義) |
本件では、そもそも閲覧できるサイトが用意されていません。勧誘はグループ名を通じた個別のやり取りの中だけで完結しており、URLの記録が残っていないこと自体が本件の特徴です。サイトが無いため、相手は閉鎖の手間すら要りません。そのぶん、手がかりは振込の記録とやり取りの履歴に残ります。
金融庁の公表資料(無登録業者の一覧)にも照会しましたが、該当する名称は見当たりませんでした。ただし、この一覧に無いことは、正規の業者である証明にはなりません。公表に載る前に名前を変えて姿を消す相手も少なくありません。
案内された名称が同じものか、公式LINEでご確認いただけます
NT戦略会のケースで残しておきたい証拠

相手が消せるのは、相手が示していた実績の報告だけです。
いま保存しないとあとから取り直せないもの
やり取りのメッセージは相手側から削除されることがあります。いま残っているものを、今日のうちに保存してください。
振込の記録は必ず残してください
通帳の記帳やネットバンキングの履歴は、金融機関にも記録が残ります。お手元の控えと合わせて、そのままお持ちください。
返金の見通し|送金の方法によって変わります

銀行振込で送った場合
振込先の口座には名義という手がかりが残ります。その名義人に対して返金を求めることが、まず検討できる手立てです。ただし口座に残高が残っていない場合や、名義が本人のものでない場合もあります。
クレジットカードで送った場合
カード会社への申し出によって、支払いが止まる場合があります。申し出には期限の定めがあり、決済からの経過日数によって結論が変わります。
仮想通貨で送った場合
送金先のアドレスは記録に残りますが、そのアドレスを持っている人の氏名や住所までは、記録だけでは分かりません。ただし記録は途中で消えるわけではありません。資金が国内の事業者の口座に行き着いていた場合には、弁護士だから取れる手段があります。つまり見通しは「仮想通貨で送ったかどうか」ではなく、送った先から資金がどこへ動いたかで決まります。まずそこを確かめることから始めます。なお当事務所では、購入から送金までの経路に銀行振込が含まれているかによって、お引き受けできる範囲が変わります。国内の取引所で銀行振込により購入してから送った場合は、その振込も手がかりになります。ご相談の際に、購入から送金までの経路をお知らせください。
NT戦略会についてお問い合わせをいただいた範囲では、送金は指定された口座への銀行振込でした。銀行を通した資金には名義という手がかりが必ず伴います。ただし、名義人にすでに資力が残っていない場合もあり、確かめた結果として回収に至らないこともあります。
お急ぎの方はお電話でご相談ください
0120-107-029(通話無料)
いまの状況で何ができるのか、無料のご相談でお尋ねください。
NT戦略会の口コミ・評判|検索して出てくるページにご注意ください

公開されている声を確かめた結果
2026年10月8日の検索では、「NT戦略会」を扱うページは見当たらず、口コミや評判も見当たりませんでした。
ただし、口コミが無いことを、判断の材料にしないでください。勧誘の際だけ使われる名称は、検索に出てくること自体がまれです。名前で調べて何も出てこないことは、安全の印にも危険の印にもなりません。
返金をうたって近づいてくる相手にご注意ください
被害のあとに近づいてくる相手がいます。二次被害です。避けるべき相手には、次の4つの特徴があります。
- 「必ず取り戻せます」と結果を断定します
- 先に、高額な着手金や調査費の支払いを求めます
- 弁護士名・所属弁護士会・登録番号を示せません
- 連絡先がSNSのアカウントだけで、事務所の所在地が書かれていません
ひとつでも当てはまる場合は、その日のうちに契約を結ばないでください。弁護士会や、別の弁護士に確かめてからでも遅くありません。弁護士は氏名・所属弁護士会・登録番号を必ず名乗ります。その3つは、所属する弁護士会に問い合わせれば誰でも確認できます。名乗らない相手、弁護士会で確認できない相手には、お金を預けないでください。
最初は実際に利益が出ているという報告を受けていました

その報告は、相手が作って見せているものです。
よい数字だけを先に見せておく進め方は、相手の側でいつでも組み立てられます。これは判断力の問題ではなく、判断の材料そのものが相手の用意したものだったということです。受け取った報告の画面や書面は、そのまま保存しておいてください。
自分で振り込むと決めたので相談してよいか迷っています

振り込むに至った経緯こそ、ご相談の対象です。
振込そのものはご自身の操作であっても、どのような経緯でその判断に至ったのかは、相手が作った状況に理由があります。ご相談の際に、判断の理由を問うことはありません。うかがうのは、いつ・いくらを・どの口座へ振り込んだかだけです。
NT戦略会に関するよくあるご質問

お答えできる内容は、送金の手段と時期によって変わります。ここでは、いただくことの多いご質問について、いまの時点で言えるところまでをお答えします。
- 振込した記録しか残っていません。それでも相談できますか
-
できます。振込の記録(通帳の記帳やネットバンキングの履歴)と振込先の名義が分かれば、ご相談いただけます。
- まだ少額なら、様子を見てもよいでしょうか
-
次の振込をする前にご相談ください。出金に応じてもらえていない時点で、さらに資金を振り込んでも状況が改善する裏づけはありません。
- 家族に知られずに相談できますか
-
はい、ご家族に知られないよう配慮して対応します。ご相談の内容を、当事務所からご家族へお伝えすることはありません。
- 相談にお金はかかりますか
-
ご相談は何度でも無料です。事情をうかがう段階で費用が発生することはありません。ご依頼に進む場合の費用と方針は、契約の前に書面でご確認いただきます。
ご相談の流れ・費用について

ART法律事務所の窓口は、公式LINEとお電話の2つです。LINEは24時間受け付けているため、日中にお時間を作れない方でも大丈夫です。
ご相談の流れ
| 段階 | 行うこと |
|---|---|
| 1. ご相談 | 状況をうかがいます。ご相談は無料で、事情をうかがう段階で料金は発生しません |
| 2. 事実の確認 | 送金の日付・金額・振込先の名義など、記録に残っている事実を確かめます |
| 3. 方針のご説明 | 取りうる手立てとそれぞれの見込みを書面でご説明します。できないことも隠さずお伝えします |
| 4. ご契約 | 費用と方針にご納得いただけた場合のみ、委任契約を結びます |
| 5. 着手 | 相手方への請求・交渉など、ご依頼いただいた手続きを進めます |
費用について
| 項目 | 金額(税込) |
|---|---|
| ご相談料 | 無料(何度でもご相談いただけます) |
| 着手金 | 11万円〜 |
| 成功報酬 | 回収できた金額の5.5%〜 |
着手金は、ご依頼の内容と手続きの範囲によって変わります。成功報酬は、実際に回収できた金額に対してご負担いただくものです。いずれもご契約の前に、金額と方針を書面でご確認いただきます。ご契約後に委任契約を解除していただくこともできます。中途で終了した場合の清算方法は、委任契約書に定めたとおりです。ご相談の段階で費用が発生することはありません。
所在地・連絡先・担当する弁護士の氏名と登録番号は、ART法律事務所の事務所案内(所在地・弁護士紹介)に掲載しています。
まとめ

2026年10月8日現在、ART法律事務所が「NT戦略会」について確認した点は次のとおりです。
- 「NT戦略会」という名称で検索しても、運営者を名乗る法人やサイトは見当たりませんでした
- 振込先には個人名義の口座が指定されていました
- 最初のうちは利益が出ているという報告を受けています
- 出金を申し出た段になって、理由を付けて応じてもらえなくなっています
ここまでが、2026年10月8日時点で当事務所が確認した内容です。新しい事実が分かったときは、調査日を更新したうえで、このページに書き足します。
同じ名称で投資を持ちかけられた方や、いま出金に応じてもらえず次の振込を促されている方は、手元の記録が消えないうちにご相談ください。いまの時点で何ができるのかを、できることだけでなく、できないことも隠さずそのままお伝えします。
お急ぎの方はお電話でご相談ください
0120-107-029(通話無料)
ご相談は無料です。【24時間受付】
NT戦略会に関する情報を募集しています

出典・参考
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(2026年10月8日照会)
- 金融庁「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」(2026年10月8日照会)
※本記事の記載内容は2026年10月8日時点の情報に基づくものであり、個別の事案に対する成果を保証するものではありません。詳しくは当事務所の免責事項をご確認ください。


コメント