
弁護士 有田勝浩
ART法律事務所 代表弁護士
所属 :第一東京弁護士会
登録番号:第36443号
ART法律事務所では、SNS型投資詐欺の被害に遭われた被害者救済と、依頼者様一人ひとりの笑顔を取り戻すことを使命とし、詐欺被害撲滅に励んでおります。
J.P.モルガンの名を騙った「Morgan Institutional」という偽投資プラットフォームを通じて株式投資を行うよう勧められたというご相談が当事務所に寄せられました。
当事務所では、本件に関して、金融庁の「SNS上の投資詐欺が疑われる広告等に関する情報受付窓口」へ情報提供を行いました。
出金申請を行ったところ、急に連絡が途絶えてしまったという相談内容です。
Morgan Institutional(K17-SC 株について勉強する会)の情報提供概要
当事務所に寄せられたご相談を踏まえ、上記金融庁窓口を通じて、以下の内容について情報提供を行いました。
| サイト名 | Morgan Institutional(なりすまし) |
| グループLINE名 | K17-SC 株について勉強する会 |
| SNSの種類 | Instagram(広告) |
| 偽広告等を特定するための情報 | Instagram上で株式投資に関する広告を見つけ、興味を持ってその広告をタップしたところ、グループLINEへ誘導されたとのことです。 |
| 偽広告等の概要 | SNS上の接触を起点にグループLINEへ誘導され、株式投資に関する情報や銘柄の紹介などが行われていたとされています。 |
| なりすまされている著名人等の名前 | JPMorgan Asset Management |
| なりすまされている著名人等による注意喚起情報 | https://www.jpmorgan.co.jp/ja/caution |
| クローズドチャット(LINEのグループなど)への誘導の有無 | あり(LINEグループ) |
| 上記が「あり」の場合、クローズドチャットのリンク先が特定できる情報 | LINEグループ名「K17-SC 株について勉強する会」現時点でURL等は確認されておりません。 |
| 広告等から特定のウェブサイトへ遷移されることの有無 | あり |
| 上記が「あり」の場合、遷移されるウェブサイトのリンク先が特定できる情報 | https://app.ctjyu.top/#/position |
⇒Morgan Institutional(K17-SC 株について勉強する会)のご相談はこちらから承っております
実際に寄せられた相談内容
ご相談者様によれば、以下のような経緯で投資勧誘を受けたとのことです。
- Instagram上で株式投資に関する広告を見つける
- 興味を持ってその広告をタップする
- グループLINE「K17-SC 株について勉強する会」へ誘導される
- J.P.モルガンの名を騙る偽投資プラットフォーム「Morgan Institutional」を案内される
誘導されたグループLINE「K17-SC 株について勉強する会」には、「先生」や「アシスタント」と名乗る人物が参加しており、株式投資に関する情報や銘柄の紹介などが日常的に発信されていたようです。
その後、グループ内で専用口座を開設して投資を行うよう案内されたため、ご相談者様は指示に従って手続きを進めました。
案内されたのは、J.P.モルガンの名を騙る偽投資プラットフォーム「Morgan Institutional」で、サイト上では取引を行うたびに利益が出ているように表示され、資産が順調に増えているように見えました。
利益が出ていることからご相談者様が出金申請を行ったところ、急に連絡が途絶えてしまい、相談に至ったとのことです。
現在も連絡が取れていません。
Morgan Institutional(K17-SC 株について勉強する会)の特徴
Morgan Institutional(K17-SC 株について勉強する会)では、以下のような特徴が見られます。
- Instagram広告誘導型
- LINEへの移行・グループLINE参加を経由するクローズド誘導型
- 「先生」「アシスタント」等の役割を置いた“指導”形式での信用構築
- 取引画面上で利益が出ているように見せる表示(とされる)
- 出金を希望すると連絡が途絶える
SNSからクローズドな場へ誘導したうえで取引を進めさせ、最終的に出金を制限するという流れは、投資詐欺で多く見られる典型的なパターンの一つです。
J.P.モルガン社もこのような詐欺行為に対して注意喚起を行っています。

当事務所の対応およびご相談のご案内
当事務所では、SNSを起点とする投資詐欺が疑われる事案(出金不能・追加請求等を含む)についてご相談を受け付けております。
- 出金申請をしたが、理由をつけて出金できない(出金日を先延ばしされる)
- 利益表示はあるのに、引き出しができない/条件を追加される
- SNSからLINEグループ等へ誘導され、個別の指示で取引を進めさせられている
- 「先生」「アシスタント」等を名乗る人物の指示で送金・入金を行ってしまった
- 返金の可能性や、今後取るべき対応を確認したい
このような状況でお困りの方は、お一人で抱え込まず、できるだけ早い段階でご相談ください。
被害回復の可能性は初動対応の早さによって、大きく左右される場合があります。
本記事は当事務所へ寄せられた、Morgan Institutional(K17-SC 株について勉強する会)の相談内容をもとに、関係機関へ情報提供を行った事実をお知らせするものです。
同様の手口による被害拡大を防ぐためにも、十分ご注意ください。
ご不安な点がございましたら、お早めに当事務所までご相談ください。

