
弁護士 有田勝浩
ART法律事務所 代表弁護士
所属 :第一東京弁護士会
登録番号:第36433号
ART法律事務所では、SNS型投資詐欺の被害に遭われた被害者救済と、依頼者様一人ひとりの笑顔を取り戻すことを使命とし、詐欺被害撲滅に励んでおります。

弁護士 有田勝浩
ART法律事務所 代表弁護士
所属 :第一東京弁護士会
登録番号:第36433号
ART法律事務所では、SNS型投資詐欺の被害に遭われた被害者救済と、依頼者様一人ひとりの笑顔を取り戻すことを使命とし、詐欺被害撲滅に励んでおります。
当事務所では、マッチングアプリ内で知り合った相手とのやり取りの中で、メッセージアプリLINEへの移行を経て、投資のお話を持ち掛けられた経過のご相談をお預かりしました。案内された投資用サイト「OKUJP(オーケーユージェイピー)」へ入金を行ったところ、出金申請の段階で「税金」および「手数料」名目による追加の支払いを求められたとの内容です。
当事務所では、本件に関して、金融庁の「SNS上の投資詐欺が疑われる広告等に関する情報受付窓口」へ情報提供を行いました。
本記事は、被害の拡大防止と注意喚起を目的として、当該情報提供の事実、ご相談内容の概要、ならびに当事務所による独自の調査結果をご報告するものです。
なお、本記事は事実の整理および注意喚起を目的としたものであり、特定の取引について法的判断を確定的に示すものではないことを、あらかじめお断りいたします。

- マッチングアプリで知り合った相手から、メッセージアプリLINEへのやり取りの移行を経て、日常的な会話の延長として投資のお話を持ち掛けられた経過が確認されています。
- 投資用サイト「OKUJP」上では、取引のたびに利益が発生しているかのような表示がなされ、出金申請の段階で「税金」および「手数料」名目による追加の支払いが新たな条件として提示されたとのご相談が寄せられています。
- 偽サイトのドメイン「okujj.me」は2025年12月26日に登録され、運用開始からおおむね149日(2026年5月24日時点)が経過した時点のドメインであり、登録者情報がプライバシー保護により非公開とされていることが確認されています。
「OKUJP」に関する情報提供の概要
ご相談者様からお預かりした事実関係をもとに、金融庁の「SNS上の投資詐欺が疑われる広告等に関する情報受付窓口」へ、当事務所より以下の事項を整理して提出いたしました。マッチングアプリでのやり取りから投資用サイトへの誘導に至るまでの経過と、ご相談者様から共有いただいた偽サイトのURLを、可能な範囲で体系的に整理しております。

上記の画面では、暗色を基調とした背景の中央に「Exchangeへようこそ」とのみ表示される構成となっており、サービス内容・運営会社・利用規約等の各種情報への導線は、トップ画面上では確認できませんでした。
| サイト名 | OKUJP |
| グループLINE名 | – |
| SNSの種類 | マッチングアプリ |
| 偽広告等を特定するための情報 | マッチングアプリ内でのプロフィールおよび個別メッセージのやり取りを通じた接触であり、定型的な広告を起点とする経過ではない旨が確認されています。 |
| 偽広告等の概要 | マッチングアプリ内で知り合った相手とのやり取りがLINEへ移行し、当初の日常的な会話の延長として「一緒に投資をしないか」とのお話を持ち掛けられ、案内に従って投資用サイトのダウンロードおよび登録を行うに至った旨のご相談が寄せられています。 |
| なりすまされている著名人等の名前 | 現時点では確認されておりません。 |
| なりすまされている著名人等による注意喚起情報 | 現時点では確認されておりません。 |
| クローズドチャット(LINEのグループなど)への誘導の有無 | なし(マッチングアプリで知り合った相手との個別LINEでのやり取り) |
| 上記が「あり」の場合、クローズドチャットのリンク先が特定できる情報 | なし |
| 広告等から特定のウェブサイトへ遷移されることの有無 | あり |
| 上記が「あり」の場合、遷移されるウェブサイトのリンク先が特定できる情報 | h5.okujj.me |
⇒OKUJP(オーケーユージェイピー)のご相談はこちらから(公式LINEが開きます)
実際に寄せられたご相談の経過
ご相談者様にお話を伺いました内容を踏まえ、マッチングアプリでの出会いの段階から、ご自身で詐欺被害であることをご認識されるに至るまでの一連の経過を、お話の進行順に整理してまいります。
- マッチングアプリ内で知り合った女性とプロフィールを通じてやり取りを開始する
- やり取りが進む中で、メッセージアプリLINEへの連絡先の移行を案内され、これに応じる
- LINE上では、当初は日常的な会話が中心であり、相手方との関係性が徐々に深まる経過が続く
- 一定の関係性が形成された段階で、相手方から「一緒に投資をしないか」とのお話を持ち掛けられる
- 相手方を信用し、その勧誘に応じる形で投資を行うことを決められる
- 続いて、相手方より別途、投資用サイトのダウンロードおよび登録の指示を受け、案内に従って手続きを進める
- 取得後のサイト画面上では、取引を行うたびに利益が発生しているかのような表示が確認され、資産が増加しているとの認識を持つに至る
- 一定の利益が表示された段階で、出金の申請を行う
- 出金申請に対し、相手方から「税金」および「手数料」の支払いが完了しなければ出金できない旨の説明を受ける
- 一連の対応に不審を抱き、ご自身で関連情報の調査を行ったところ、同様の手口による事例が多数確認されることが判明し、本件が投資詐欺によるものであると認識するに至る
本件の起点は、定型的な広告クリエイティブを介する経路ではありません。マッチングアプリという、利用者同士が個別にプロフィールを介して接触する場でのやり取りであった点に、特徴があります。マッチングアプリは、本来的には対人関係の形成を主眼とする場であり、初対面の段階から金銭的な取引のお話が前面に出る場ではないという認識のもとで、ご相談者様はやり取りを進められていました。
当初のやり取りは、マッチングアプリ内でのメッセージ機能を介して行われていましたが、ある段階でLINEへの連絡先の移行が案内されました。日常的なコミュニケーションをよりスムーズに行うための提案として、自然な流れの中で受け入れやすい性質を持つお話であったことが、ご相談内容から読み取れます。
LINE上では、当初は趣味や日常の出来事に関するやり取りが中心となり、投資に関するお話が前面に出る場面はありませんでした。一定の関係性が築かれた段階に至って、相手方より「一緒に投資をしないか」というお話が持ち掛けられた経過となります。すでに信頼関係が形成された相手方からのお話であったため、ご相談者様はその勧誘に応じる方向で判断を進められました。
続いて、相手方から、別途投資用サイトのダウンロードおよび登録の指示が示されました。ご相談者様は案内された手順に沿って登録を完了され、取得後のサイト上では取引のたびに利益が積み上がっていくかのような表示が継続的に確認できる状態となっていました。資産が順調に増加しているとの認識のもと、出金申請の手続きへと進まれています。
ところが、出金申請を行った段階に至って、相手方からは「税金」および「手数料」を支払わなければ出金できない旨の説明がなされました。サイト上では一定の残高が表示されている一方で、その残高を実際に外部の口座等へ移転するためには、別途新たな入金を求められるという、それまでの認識とは性質の異なる場面に直面されることとなりました。
こうした対応に不審を抱かれたご相談者様は、ご自身で関連情報の調査を進められた結果、同様の手口による事例が他にも多数確認されることが判明し、本件が投資詐欺によるものであると確信されるに至り、当事務所へのご相談につながった次第です。
⇒マッチングアプリで知り合った相手から投資のお話を持ち掛けられた経過にお心当たりのある方は、ART法律事務所の公式LINE窓口までご状況をお寄せください
「OKUJP」を名乗る投資詐欺にみられる手口の特徴
当事務所にお寄せいただいたご相談内容を整理してまいりますと、本件には以下のような特徴がみられます。
マッチングアプリを起点として、対人関係の形成を経た上で投資勧誘へと進む構成は、SNS型投資詐欺の中でも一定の類型を成すものとして、しばしば言及される手口です。
- マッチングアプリ内でのプロフィール閲覧および個別メッセージのやり取りを通じた、利用者対利用者の関係性を装う接触の構成
- 初対面の段階では投資に関するお話を前面に出さず、日常的な会話を介して相手方との関係性を形成する段階的な進行
- マッチングアプリ内のメッセージ機能からLINEへの連絡先の移行を経て、プラットフォーム外でのやり取りへと進行する経路設計
- 一定の関係性が形成された段階に至って、初めて「一緒に投資をしないか」とのお話を持ち掛ける順序構成
- 投資用サイトのダウンロード・登録という独立した手続きを介在させることで、外形上、独自の取引基盤が整っているかのような印象を与える構造
- 取得後のサイト画面上における、取引のたびに利益が積み上がっていくかのような連続的な表示
- 出金申請の段階に至って初めて「税金」および「手数料」名目による追加の支払いを新たな条件として求める二段階の経過
本件において特に着目される点のひとつは、マッチングアプリという、本来的には対人関係の形成を主眼とする場が、入口として用いられている経過です。利用者の側から見ると、知り合った相手は投資の専門家でも金融機関の関係者でもなく、あくまで個人としてマッチングアプリに登録している同じ立場の利用者であるという認識のもとで、やり取りが進行する性質を持っています。
このような構成のもとでは、当初の段階で金銭的な取引のお話が前面に出ることはなく、日常的な会話を介した関係性の形成が、相当の期間にわたって先行する経過が見受けられます。投資のお話が持ち掛けられるのは、一定の信頼関係が築かれた段階に至ってからであり、その時点では、相手方からの提案は、見知らぬ第三者からの勧誘ではなく、関係性のある相手からのお誘いとして受け止められやすい状況となります。
もうひとつの注目点は、出金の段階に至って初めて「税金」および「手数料」名目による追加の支払いが新たな条件として提示される、二段階の経過です。入金から取引、利益表示までの過程では、ご相談者様の手元から特段の追加負担を求められる場面はなく、画面上では資産が順調に増加していくかのような表示が継続される設計となっています。
そのうえで、出金申請の段階に至って、「資産を引き出すためには、税金分および手数料の支払いが先に必要である」という新たな条件が提示される構造は、利用者の側から見ると、それまでの取引の延長線上で生じた手続き上の出来事として受け止めやすい性質を持っています。「税金」「手数料」という名目自体は、社会一般の取引においても用いられる用語であり、その支払いを求められた際に、直ちに不当な要求であると判断することは容易ではありません。
結果として、すでに投じている資金を引き出すためには、新たな支払いに応じる以外に選択肢がないかのような心理状態に置かれやすい点も、本件における特徴的な要素として挙げられます。
マッチングアプリ内での個別メッセージから、LINEへの移行、日常的な会話の延長としての投資勧誘、投資用サイトへの登録、画面上での利益表示、出金時の追加支払い要求という一連の流れは、SNS型投資詐欺の中でも、対人関係を介在させる類型として繰り返し報告されているパターンと共通する側面を持っています。
本件においては、特定の著名人の氏名・写真を用いる構成ではなく、利用者対利用者の関係性を装って接触する点に独自の特徴があります。相当の期間をかけて関係性を形成する経過も、本件における注意を要する特徴として挙げられます。
マッチングアプリで知り合った相手から、LINEへの連絡先の移行を経て投資のお話を持ち掛けられた場合には、当該相手の身元および投資に関する案内の発信元について、利用者の側で客観的に確認することは一般に容易ではありません。
一定の関係性が形成された相手からのお話であっても、追加の入金や、案内された投資用サイトへのご登録を進められる前の段階で、当該案内が独立した金融サービスとして提供されているものであるかどうかについて、一度ご状況のご整理を行われることが望ましい場面があります。こうしたご整理は、後の選択肢の幅に影響する場面が生じうるものと考えております。
⇒マッチングアプリ起点の投資のお話に同様の経過をお持ちの方は、ART法律事務所の公式LINEまでお話をお寄せいただけます
当事務所による独自調査の結果
本件について、当事務所において以下の観点から独自に調査を行いましたので、ご相談者様の状況のご整理および同種の事案への注意喚起の参考としてご報告いたします。具体的には、偽サイトのドメインに関するWhois情報、ならびに、サイト名「OKUJP」とドメイン「okujj.me」の表記関係についての客観的事実を、それぞれ整理いたしました。
偽サイト「okujj.me」のWhois情報
ご相談者様より共有いただいた偽サイトのURL「h5.okujj.me」のうち、ドメイン「okujj.me」につきまして、Whois情報の確認を行いました。確認できた登録情報の概要は以下のとおりです。
| ドメイン名 | okujj.me |
|---|---|
| 登録日(Creation Date) | 2025年12月26日 |
| 更新日(Updated Date) | 2026年5月11日 |
| 運用期間 | 約149日(2026年5月24日時点) |
| レジストラ | NameSilo, LLC(IANA ID:1479) |
| 登録者情報 | 登録者名は「User #1f2d8a6f Privacy」、組織名は「See PrivacyGuardian.org」と表示され、プライバシー保護により実体の確認はできない状態とされています。登録者の所在情報として、Registrant Country欄に「US」、Registrant State欄に「AZ(アリゾナ州)」、Registrant City欄に「Phoenix(フェニックス)」の記載が確認されています。 |
| ネームサーバー | CARLA.NS.CLOUDFLARE.COM ROCKY.NS.CLOUDFLARE.COM |
| ドメインステータス | client transfer prohibited |
上記のWhois情報からは、本件で確認された偽サイトのドメイン「okujj.me」が、ご相談を受けた時点(2026年5月24日)からさかのぼっておおむね149日前にあたる2025年12月26日に登録されたものであることが確認されます。運用が開始されてから比較的短い期間しか経過していないドメインであることが、客観的に読み取れます。
また、登録者の氏名・住所・電話番号・メールアドレスといった個別の連絡先情報は、プライバシー保護サービス「PrivacyGuardian.org」を介した代理表示となっています。Whoisの一般公開情報からは登録者本人の所在を特定することができない状態です。所在情報の一部については「US/AZ/Phoenix」の記載が残されていますが、サイト上で実際に表示されているサービス内容や運営主体に関する公式の所在情報は、トップ画面上では確認できませんでした。
正規の金融サービス事業者であれば、ウェブサイト上に運営会社の名称・所在地・代表者・連絡先等が明示されているのが通例です。本件で確認された「h5.okujj.me」のトップ画面上の表示構成は、「Exchangeへようこそ」という文言と背景の演出のみで構成されており、運営主体に関する基本的な情報を、利用前の段階で確認できる導線は確認できませんでした。
運用開始から比較的短い期間しか経過しておらず、登録者情報がプライバシー保護サービスを介した代理表示となっている構成は、利用者の側からの検証を困難にする方向に作用する側面があります。さらに、トップ画面上で運営主体に関する基本情報を確認できる導線が見当たらない点も、同様の方向に作用する要素として整理可能です。
サイトへのご登録や追加のお振込みを進められる前の段階で、これらの外形的事実について、ご状況のご整理にあたっての一つの視点としてご参照いただければと存じます。
サイト名「OKUJP」とドメイン「okujj.me」の表記関係
本件でご相談いただいた偽サイトについては、サイト上で表示されている名称(OKUJP)と、当該サイトが配置されているドメイン名(okujj.me)との間に、文字構成上の不一致が認められます。両者の対応関係を客観的に整理しますと、以下のとおりとなります。
| 項目 | 表記 |
|---|---|
| サイト上で表示されている名称 | OKUJP(オーケーユージェイピー) |
| 当該サイトが配置されているドメイン | okujj.me(最上位のドメインは「.me」) |
| サブドメインを含むURL | h5.okujj.me |
サイト上の表示「OKUJP」は、末尾が「JP」となっており、日本国内向けのサービスを想起させる表記となっています。これに対し、当該サイトが配置されているドメイン「okujj.me」は、末尾が「JP」ではなく「jj.me」となっており、最上位のドメインは「.me」(モンテネグロの国別コードトップレベルドメイン)です。
両者の文字列を並べてみますと、「OKUJP」と「okujj」の間で、後半部分の構成(「JP」と「jj」)に違いが生じていることが読み取れます。
正規の金融サービス事業者の場合、サイト上で用いられているブランド名と、当該サイトが配置されているドメイン名との間に、識別可能な対応関係が保たれているのが通例です。本件で確認された「OKUJP」と「okujj.me」の関係については、両者の対応関係から運営主体の同一性を独立に確認することは、外形的な情報のみからは困難な構造となっています。
【補足情報】「okujj.me」入力時の自動遷移先「monxcl.xyz」のWhois情報
本件のご相談内容および金融庁への情報提供の対象範囲は、あくまで偽サイト「OKUJP(h5.okujj.me)」となります。
もっとも、当事務所による事後の確認においては、ブラウザのアドレスバーに「okujj.me」を入力した場合、別ドメイン「https://monxcl.xyz/#/home」へ自動的に遷移する挙動が確認されました。この挙動は、本件の通報対象そのものとは別個の事象です。ご相談者様および同種の状況に置かれている方が状況をご整理される際の参考情報として、当該遷移先ドメインのWhois情報を併せてご紹介いたします。
| ドメイン名 | monxcl.xyz |
|---|---|
| 登録日(Creation Date) | 2026年5月7日 |
| 更新日(Updated Date) | 2026年5月20日 |
| 運用期間 | 約17日(2026年5月24日時点) |
| レジストラ | NameSilo, LLC(IANA ID:1479) |
| 登録者情報 | 登録者名は「User #4bee237f Privacy」、組織名は「See PrivacyGuardian.org」と表示され、プライバシー保護により実体の確認はできない状態とされています。登録者の所在情報として、Registrant Country欄に「US」、Registrant State欄に「AZ(アリゾナ州)」、Registrant City欄に「Phoenix(フェニックス)」の記載が確認されています。 |
| ネームサーバー | CARLA.NS.CLOUDFLARE.COM ROCKY.NS.CLOUDFLARE.COM |
| ドメインステータス | client transfer prohibited |
本件で確認された「okujj.me」と、当事務所による事後確認で遷移先として確認された「monxcl.xyz」のWhois情報を並べてみますと、以下のような対比となります。
| 比較項目 | okujj.me(通報対象) | monxcl.xyz(遷移先) |
|---|---|---|
| 登録日 | 2025年12月26日 | 2026年5月7日 |
| 運用期間(2026年5月24日時点) | 約149日 | 約17日 |
| レジストラ | NameSilo, LLC(IANA ID:1479) | NameSilo, LLC(IANA ID:1479) |
| ネームサーバー | CARLA.NS.CLOUDFLARE.COM ROCKY.NS.CLOUDFLARE.COM | CARLA.NS.CLOUDFLARE.COM ROCKY.NS.CLOUDFLARE.COM |
| 登録者プライバシー保護サービス | PrivacyGuardian.org | PrivacyGuardian.org |
| 登録者の所在情報 | US/AZ/Phoenix | US/AZ/Phoenix |
両ドメインのWhois情報を並べてみますと、登録日および運用期間においては差異が認められます。一方で、レジストラ(いずれもNameSilo, LLC)、ネームサーバー(いずれもCloudflare)、登録者プライバシー保護サービス(いずれもPrivacyGuardian.org)、ならびに登録者として表示される所在情報(いずれもUS/AZ/Phoenix)については、共通する記載が確認されます。
Whoisの一般公開情報のみから両ドメインの運営主体について同一性を確定的に判断することはできませんが、登録日が異なる二つのドメインについて、上記の各項目で共通する記載が並んでいる構造は、客観的事実として整理可能な状況です。
本件の通報対象である「okujj.me」と、ブラウザ入力時の自動遷移先として事後確認された「monxcl.xyz」の二つのドメインについて、Whois情報上、レジストラ・ネームサーバー・プライバシー保護サービス・登録者所在情報といった各項目に共通する記載が並んでいる構造が確認されました。
これらは、運営主体に関する独立した検証の手がかりを得ることが困難な状況の中で、客観的事実として整理可能な情報となります。SNSやマッチングアプリ経由で案内された投資用サイトのURLについて、入力時の遷移挙動も含めて、ご状況のご整理にあたっての一つの視点としてご参照いただければと存じます。
当事務所では、SNSを起点として個別のメッセージアプリでのやり取りに移行し、案内された投資用サイトへの入金後、出金申請の段階で「税金」名目による追加の支払いを求められた経過にあるご相談につきましても、過去に金融庁への情報提供を行っております。
とりわけ、個別LINEでのやり取りを中心とする構成および出金時の「税金」名目の追加支払いという点で、本件と共通する側面が認められる以下の事例につきまして、あわせてご参照いただければと存じます。
⇒マッチングアプリ起点の投資勧誘および出金時の追加支払い要求にお心当たりのある方は、ART法律事務所の公式LINE窓口にて状況をお聞かせいただけます
当事務所の対応およびご相談のご案内
ART法律事務所では、SNSやマッチングアプリを入口とした投資関連のご相談を継続的にお受けしております。
本件のように、マッチングアプリ内で知り合った相手とのやり取りがLINEへ移行した後、案内された投資用サイト「OKUJP」(h5.okujj.me)への入金を経て、出金申請の段階で「税金」および「手数料」名目による追加の支払いを求められた経過にあるご相談につきましても、当事務所にて承っております。お話を伺いながら、現時点で取り得る対応の整理を一緒に進めていくことが可能です。
以下のような状況にお心当たりのある方は、お気軽にご相談ください。
- マッチングアプリで知り合った相手とのやり取りが、LINEへの連絡先の移行を経て、投資のお話に発展した経過がある
- 当初は日常的な会話が中心であったが、一定の関係性が形成された段階で「一緒に投資をしないか」とのお話を持ち掛けられた
- 相手方の指示に従い、投資用サイト「OKUJP」(h5.okujj.me)への登録および入金を行った
- サイト上では取引のたびに利益が積み上がるかのような表示がされていたが、出金申請の段階で「税金」「手数料」を支払わなければ出金できない旨の説明を受けた
- 追加の支払いを行わなければ出金できないとされ、現在の対応にご不安を感じている
- 類似のマッチングアプリ起点の勧誘で投資を進めてしまい、現在のご状況にご不安を感じている
マッチングアプリやSNSを介した投資関連の事案では、追加の入金をいったん止めることが、まず重要な初動対応となります。あわせて、関連する記録(マッチングアプリでのやり取り、LINEのトーク履歴、投資用サイトの画面キャプチャ、振込明細、相手方から共有された投資用サイトのURLや案内文に関する記録等)をできる限り保全しておくことも、初動の段階で取り得る対応のひとつです。こうした初動対応が、その後取り得る選択肢の幅に影響する場面が生じます。
早めの段階で弁護士等の第三者にご状況をご共有いただくことで、現時点で選び得る対応の整理がしやすくなる場合がございます。ただし、こうした初動対応をもってしても、被害回復が必ず保証されるものではありません。事案の内容や経過によっては、取り得る対応が限られる場面もある点については、あらかじめお伝えしておきたいところです。
本件のように、振込先の口座が判明している場合には、預金口座等に係る不正な利用の防止等に関する法律(振り込め詐欺救済法。振り込め詐欺救済法・e-Gov法令検索)に基づく口座凍結および被害回復分配金支払の手続きが、ご検討の選択肢のひとつとなる場合がございます。
もっとも、当該手続きは、対象となる口座の残高状況や、複数の被害者間における按分等の運用上の要素によって結果が左右される性質を持ちます。そのため、当該手続きの利用によって被害金の全部または一部の回復が必ず実現するものではない点については、あわせてご認識いただきたい事柄です。
本記事は、「OKUJP」を装う投資用サイトに関して当事務所にお寄せいただいたご相談を踏まえ、関係機関である金融庁へ情報提供を行った事実をお伝えするものです。
事案の進行状況によっては、追加の入金が継続的に求められる、あるいは新たな名目の支払いが順次提示されるといった経過に発展する場合もございます。気がかりな点がある段階で、お早めにご状況をご相談いただくことをおすすめしております。
同様のマッチングアプリ経路の勧誘を受けられた方、または現在進行形でご不安を感じておられる方におかれましては、被害の継続や拡大を防ぐ観点からも、ご状況を一度整理されることをおすすめいたします。気になる点がございましたら、当事務所までお気軽にお問い合わせください。
⇒OKUJP(オーケーユージェイピー)のご相談はこちらから(公式LINEが開きます)
よくあるご質問(FAQ)
「OKUJP」を名乗る投資用サイトに関連するご相談を踏まえ、本件と類似する経過にお心当たりのある方からお寄せいただきやすい疑問について、ご状況のご整理にお役立ていただける範囲で、当事務所の現時点での認識を整理いたします。
Q:マッチングアプリ内で知り合った相手から、LINE移行後に持ち掛けられた投資のお話は、相手方からの個人的なご好意による提案と考えてよいのでしょうか?
A:マッチングアプリは、本来的には対人関係の形成を目的とするサービスであり、利用者がプロフィール情報を通じて互いに接触する設計となっています。もっとも、マッチングアプリ上でやり取りを行う相手方の身元(実在性、職業、投資経験、関連事業者との関係性等)について、利用者の側で客観的に確認することは一般に容易ではありません。
一定の関係性が形成された後の段階で、相手方から「一緒に投資をしないか」とのお話を持ち掛けられた場合に、当該お話の性質を利用者の側で独立に判断することは難しい場面が生じます。相手方個人の判断による単なる情報共有なのか、それとも特定の投資用サイトへの誘導を伴う構造的な勧誘なのかについて、お話の内容のみから判別することは困難な性質を持ちます。
LINEへの連絡先の移行後、特定のサイトへのご登録やお振込みを進められる前の段階で、当該案内の構造についてご状況をご整理いただくことが、後の選択肢の幅に影響する場面が生じうるものと考えております。
Q:投資用サイト「OKUJP」(h5.okujj.me)の画面上に表示されていた利益は、現実の取引成果と考えてよいのでしょうか?
A:投資用サイトの画面上に表示される取引履歴・利益・残高等の数値は、当該サイトを運営する側のシステム上で管理されている表示にとどまります。当該数値が、実際の市場における約定や、外部の銀行口座等への送金可能な資産として確実に対応しているかどうかは、画面表示のみから利用者の側で独立に検証することは、一般に容易ではありません。
本件においては、画面上で利益が表示されている状態が一定期間継続した後、出金申請の段階に至って「税金」および「手数料」を支払わなければ出金できない旨の説明がなされ、結果として表示されていた残高が現実の出金につながらない経過が確認されています。画面上に表示されていた数値については、その背景となる取引の実在性および出金可能性とは独立した、表示上の数値である可能性も含めて、ご状況をご整理いただく必要が生じる場面と考えております。
Q:出金申請を行ったところ「税金」および「手数料」を支払わなければ出金できないと説明を受けましたが、正規の投資取引でこのような対応が行われることはあるのでしょうか?
A:本件のように、画面上で利益が表示された後の出金申請の段階に至って初めて「税金」および「手数料」名目による追加の支払いを新たな条件として提示されるという経過は、SNSやマッチングアプリを起点とする投資関連の事案において、繰り返し報告されている類型のひとつです。
正規の証券会社や金融商品取引業者を通じて行われる取引においては、譲渡益等に対する税金は所定の源泉徴収手続き等を経て処理されるのが通例です。利用者が利益分とは別個に追加の入金を行うことを、出金の前提条件として求められる場面は、通常生じません。
手数料についても、取引の都度に控除されるか、出金額から差し引かれる形で処理されるのが通例であり、出金前に別途新たな入金を求められる構造とはなっていないのが一般的です。出金の段階で、それまで言及されていなかった名目の支払いを新たに求められた場合には、お振込みに応じられる前の段階で、ご状況全体を一度ご整理いただく機会を設けられることが、お役に立つ場面が生じうるものと考えております。
Q:すでに「OKUJP」へ入金を行ってしまった場合、振り込め詐欺救済法による救済の可能性はあるのでしょうか?
A:振込先の口座が判明している事案については、預金口座等に係る不正な利用の防止等に関する法律(振り込め詐欺救済法。振り込め詐欺救済法・e-Gov法令検索)に基づく口座凍結および被害回復分配金支払の手続きが、ご検討の選択肢のひとつとなる場合がございます。
もっとも、当該手続きは、対象となる口座の残高状況や、複数の被害者間における按分等の運用上の要素によって結果が左右される性質を持つため、当該手続きの利用によって被害金の全部または一部の回復が必ず実現するものではない点については、あらかじめご認識いただきたい事柄です。
事案の進行状況によっては、追加の入金が継続的に求められる、あるいは新たな名目の支払いが順次提示されるといった経過に発展する場合もございますので、気がかりな点がある段階で、お早めにご状況をご相談いただくことをおすすめしております。ただし、こうした早期対応をもってしても、被害回復が必ず保証されるものではない点については、あわせてご認識いただきますようお願いいたします。
⇒OKUJP(オーケーユージェイピー)のご相談はこちらから(公式LINEが開きます)
※本記事の記載内容は2026年5月の法令・情報に基づいたものであり、個別の事案に対する法的アドバイスを提供するものではありません。詳しくは当事務所の免責事項をご確認ください。

